東京・調布市にて「はんだ付け出張講習」を開催
皆様こんにちは。
NPO日本はんだ付け協会 講師の大堀です。
12月10日に東京・調布市に本社を置かれる株式会社”K”様にて、はんだ付け出張講習を開催させて頂きました。
とても特殊な製品を生産されており、社内のはんだ付け技術の向上を目的に開催をご決定されました。
参加される方々が現役バリバリの方々で、皆様和気あいあいと肩ひじ張らず、伸び伸びと講習にご参加頂け嬉しく思いました。(とても良い社風を感じました)
株式会社”K”様では、繊細なズレを検出するセンサーや、計測器を開発製造されておられます。
そのようなハイテクな業界に、言ってしまえばローテクな「はんだ付け」が必要なのか?
と思われそうですが、その後を見据えて協議され、このままでは社内技術の伝承以前に「はんだ付け技術」そのものが衰退してしまうという危機感を覚えられたとの事でした。
出張講習会をご希望される企業様は同じことをおっしゃられます。
・はんだ付けができる人が減った。(いなくなってきた)
・はんだ付けを教えることができない。(はんだ付けがわからない)
・正しいはんだ付けとは。(教えてほしい)
・良い悪いのはんだ付けとはどのようなものなのか。(良否判定ができない)
などなど。
AI全盛の世の中ですが、実際にはんだ付けがどのようなものなのかを習得するには、実際にやってみて、不良を作り、何が悪いかを知らなければ、良いはんだ付けはできません。
やはり、はんだ付けはローテクでありながらハイテクを支える大変重要な技術だと言えます。
このことに気づかれた企業様は沢山おられますが、では実際に行動に起こされる企業様がどれほどかと言うと、多分3σ以下だと思います。
なんとなく教えられた通りやっているとできるから不安定な状態であってもなんとかなっている。のではないでしょうか。(非常に危ういと思います)
この状態のままでは、何かをきっかけに一気に不良レベルが上がるリスクが高いと考えます。
年齢的な事から定年など、企業の社会構造上避けられないからです。
当協会は非常に危機感を持ってこの問題を解決する方法を模索し続けていますが、その一つの解決策が「はんだ付け出張講習」なのです。
大いに活用して頂けるよう、活動記録(ブログ)でご紹介させて頂いており、今回の株式会社”K”様もご許可を頂いてご紹介させて頂きました。
もっともっと多くの企業様に知って頂けるよう、当協会も精進して参ります。
日本のものつくりの根幹技術「はんだ付け」の正しいはんだ付けのために。
お問い合わせはこちら(クリックしてください)までお願いいたします。
株式会社”K”様、この度はありがとうございました。
はんだ付け出張講習は多くの企業様でご活用頂いております。
当協会の活動にご賛同頂き、公開の許可を頂戴した企業様の活動記録の一部をご紹介いたします。
株式会社オーディオテクニカ様
江東電気株式会社様
株式会社コマツ産業様
福島県白河市の企業様
東京都内の企業様
下記は外国人研修生向けの出張講習の活動記録です。
進工業株式会社様
株式会社ライト光機製作所様
フロンティアシップ様