NPO 日本はんだ付け協会 > , , , , , , , , , , , > 外国人研修生向け「随時3級 電子機器組立て」出張講習を開催

外国人研修生向け「随時3級 電子機器組立て」出張講習を開催

皆様こんにちは!
先週、日本のアルプスと言われる長野県の株式会社ライト光機製作所様にて、外国人向けの技能検定「随時3級 電子機器組立て」の実技試験対策出張講習会を開催させて頂きました。
今回で3回目の講習会となります。

(株式会社ライト光機製作所様のHPより拝借)

巷の噂では「合格するのに長野県は日本一難しい」とのことですので毎回気合を入れての開催です。
(前回までに受講された方は全員が合格されておられますのでさらにハードルが上がります)
電子機器組立てのメインは基板の部品実装(はんだ付け)ですが、それだけでは終わらずシャーシの組立てやフォーミング、最後に電子回路の動作確認といった総合的な作業を行えるスキルが必要になります。

前回と異なり今回は10名様のご参加を頂きましたので講師も2名態勢です。
外国人の研修生はベトナム出身の方々で、とても器用で真剣に取り組まれる姿勢に感銘を受けました。
指導する側も益々気合が入ります。

講習会は二日間に及びます。
一日目は、はんだこてのメンテナンスに始まり、基板の部品実装までを行います。
表面実装部品を含む全ての部品を実装します。

「はんだこてのメンテナンス?」と、思われると思いますが何事も道具が仕事をします。
腕の立つ大工職人さんは常に道具の手入れをされていますよね。はんだ付けも同じです。

二日目は、シャーシの組立てからフォーミング、電子回路の調整・動作確認を行い完成に至ります。
そして、2台目の製作では実際の試験時間を意識して製作を行います。
(時間が足りないことを痛感する瞬間です)
落ち着いて素早く作業を行うこと。技能として試される点です。

さらに、意外と重要なのは作業を開始する「前準備」と、終了後の「後片づけ」です。
始めから最後まで気を緩めることなく遂行する気力が重要で、この意識が結果に大きく反映されることに留意が必要です。

なかなか日本人でも難しい随時3級電子機器組立てですが、外国人技能実習生の皆様は素直にそれらをこなされておられました。

検定試験は年末~年始辺りと伺いましたが、これから練習を重ねられればきっと合格されると私は思います。みなさん落ち着いて頑張って下さい!陰ながら応援しています。

この度もありがとうございました!
Cảm ơn!

当協会では総合的な作業を通して有効にはんだ付けを習得できるよう厳選した内容で講習をおこなっております。検定試験までに時間があまり無いなど、ご担当される方の一助になれる内容に努めておりますので、外国人研修生向けの随時3級や基礎級の受験をお考えの際には是非一度お問い合わせください
ご相談お待ちしております。

記事検索

よくある質問検索

はんだ付けアートはんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。


TOP