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外国人研修生向け「随時3級 電子機器組立て」出張講習を開催

皆様こんにちは!
今月は新潟県の進工業株式会社南寺島工場様にて、外国人向けの技能検定「随時3級 電子機器組立て」の実技試験対策出張講習会を開催させて頂きました。
2020年頃から毎年開催させて頂いているのですが、ここ南寺島工場様では初めての講習会となります。

(googleストリートビュー様より拝借)

初日は急激に冷え込み、冬が一気に訪れたかのような雰囲気でした。(寒かったです)
山頂付近に雪が積もっているのを遠目に見つつ門をくぐります。

今回4名様のご参加を頂きました。
研修生は中国出身の方々で、なんと2年程前に基礎級の講習会の時にお会いしていた方々でした。
懐かしい顔ぶれで少し頼もしくなっていたのが印象的でした。
再会の挨拶もそこそこに気合を入れて講習会開始です。

随時3級の講習会は二日間に及びます。(基礎級は一日で完結です)
一日目は、はんだこてのメンテナンス方法から始まり、基板の部品実装までを行います。
表面実装部品を含む全ての部品を実装します。

「はんだこてのメンテナンス?」と、思われると思いますが何事も道具が仕事をします。
毎回同じことを言っていますが、意識していないとすぐに忘れてしまうものです。

二日目は、シャーシの組立てからフォーミング、電子回路の調整・動作確認を行い完成に至ります。
そして、2台目の製作では実際の試験時間を意識して製作を行います。
必ずですが時間が全く足りないことを痛感する瞬間で、基板の実装が終わるくらいで時間切れになります。(シャーシの組立て、組込み、調整までが試験課題です)

合格が厳しい長野県と同様、作業開始前の「前準備」と終了後の「後片づけ」の注意点をしっかりと説明。掃除用の小型チリ取り箒セットを各自準備している所に気合を感じました。
始めから最後まで気を緩めることなく遂行する気力がとても大切で、この意識が結果に大きく表れます。

中国出身の実習生とは時折筆談になる事が多いのですが、今回は中国語が話せる社員の方がおられたので大変助かりました。言葉の壁を越えて重要なポイントをわかりやすく説明することができたと思います。実習生の皆さんも、なぜこうなるのか納得されていて大変有効に時間を共有させて頂きました。

検定試験は次週との事。時間がありませんが今回の内容を復習して練習を重ねられればきっと合格されることでしょう。みなさん落ち着いて頑張って下さい!陰ながら応援しています。

この度もありがとうございました!
大家加油啊!

当協会では総合的な作業を通して有効にはんだ付けを習得できるよう厳選した内容で講習をおこなっております。検定試験までに時間があまり無いなど、ご担当される方の一助になれる内容に努めておりますので、外国人研修生向けの随時3級や基礎級の受験をお考えの際には是非一度お問い合わせください
ご相談お待ちしております。

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