千葉県幕張にてはんだ付け講習・検定開催中!
本日は 千葉県幕張の高度ポリテクセンターにて 1級~3級の
はんだ付け講習を開催しております。
11社の皆様が参加されています。
今回は
光学ガラスレンズ、工業用測器、映像機器、高速度カメラ、
流体移送設備、電力ケーブル、通信ケーブル、情報通信機器、
医療機器、FAロボット、ワイヤーケーブル・ハーネス等の
設計、開発、製造企業の皆様が参加されています。
講師5名体制で 指導いたしております。
きめ細やかな指導を提供できる様、努めております。
講習・検定をご検討頂いている皆様から下記のご質問をよくお寄せ頂きます。
・初心者が講習を受けて いきなり次の日に検定を受けて合格できますか?
というご質問です。 一言でお答えするのは難しいご質問ですので
少々長くなりますが 毎回下記のようにお答えしております。
※※※※※
手先の器用さもかなり影響しますので 適性によるところも大きいですが
いずれの級も合格率が 約70%です。
過去10年 はんだ付けに携わっておられても
例えば、「コネクタは10年選手だけれど 基板の経験は無い・・・」
という場合 不合格になられることもあります。
また ご自分の作業癖が定着しているあまり、微細部品には そのやり方が
適さないなどの場合、ベテランの方ほど 作業方法の修正が難しく
不合格に至ることがあります。
講習をお受け頂く場合も
まずは eラーニングで理論的な知識をしっかりと理解して頂き
公式実技教材を1回でも試して頂き、上手く行かないところや ご質問を持って
講習にご参加頂けますと 合格率は確実にアップします。
理論的な知識の中には はんだ付けをする部品の形状やサイズに合わせて
どのような形状のコテサキを選定し、コテサキ温度を何度に設定し、
何秒間接合部にあてるか、またそれはなぜなのか・・・
と言った実技に大きく影響する知識が多くあります。
但し、1級を受験される方は 顕微鏡を見ながら微細部品を
制限時間内に正しく実装する技能が求められますので
日頃 顕微鏡を使った作業をされていない方の合格は難しいです。
これだけ部品が微細になりますと もはや手先の器用さだけでは
対応ができません。
正しい知識を持って正しい方法で作業をして頂きますと
企業の新入社員の方でも2級や3級ですと
講習直後の受験で全員合格されるケースもあり
事前のマインドセットもかなり影響いたします。
今回は講習のみでしばらく練習を積んでから
1~2か月後に受験・・・といった受け方も可能です。
受験級や 受け方等 迷われましたら、お電話でも詳しくご説明いたしますので
お気軽にお問合せください。
投稿:スタッフK