はんだ付けの勉強方法について(教育ご担当者様)
講習会ではんだ付け知識を学ぶ
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講習会だけでは、基礎知識は得られても、はんだ付けの練習量が不十分・・・
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DVDを見ながら繰り返しはんだ付けを練習!
はんだ付け作業は、勘違いや誤解が多く、正しい基礎知識を持たずにはんだ付け作業に携わってきた方たちは、講習会だけでは、正常なはんだ付け作業を身に付けることが困難です。
そこで、当協会では複数の作業者へ教育される場合、DVDをご購入いただいて視聴していただくことを強くお勧めしています。
観るだけではんだ付けできる!DVDはんだ付け講座
最も大事な「はんだ付け」の基本知識を学べます。
実技テクニックについては、DVDを視聴しながらの練習が効果的です。
▽はんだ付け検定の実技試験対策として「はんだ付け検定」の実技試験で使用する教材を使って実演解説していますので、検定の実技試験対策としても最適です。
「はんだ付け検定」は日本はんだ付け協会が主催しているはんだ付けの技能検定です。
全て鉛フリーはんだを使用しています。
共晶の場合も同じ方法で良い状態のはんだ付け仕上がりになります。
検定受験者向けはんだ付けの勉強方法
実技用の教材については、「はんだ付け検定」に使用する教材と同じ教材をご用意しております。
※1級の受験をお考えの方は、実体顕微鏡(6倍〜10倍)程度を使ってのはんだ付け作業を経験されておくことをお勧めいたします。
はんだ付け検定実技教材 良品見本
講習会では、ご自分の出来栄えに迷われた方には実体顕微鏡で良品見本とご自分の部材を比較して頂いています。
定量的に理解するのが難しいはんだ量、フィレットの形状、はんだ付け後の端子の状態など理想の仕上がりとのギャップが分かると上達が各段に早くなります。
貼る教科書:良品不良品ポスター
実技教材の合否判定基準については、こちらのポスターをご利用いただき、壁に提示していただくと教育に便利です。
講習会では、講師が直接指導いたしますので、間違った方法で作業をされている箇所があれば、随時、指摘させていただいたり、質問をお受けしたりする相互のやりとりが可能です。
上記のはんだ付け教育カリキュラムを終了された上で、自信を付けられたら直接検定を受験されることも可能です。
便利な法人内受験も実施しております。
3級学習教材の紹介
3級ではコネクタ・ケーブルに加えて、下記の基板にはんだ付けをして頂きます。
すべて「共晶はんだ」でのはんだ付けになりますので、鉛フリーについて学んでいただく必要はございません。
2級学習教材の紹介
2級では、使用する教材は3級と変わりませんが、すべて「鉛フリー」でのはんだ付けになります。
筆記試験でも「共晶はんだ」に加え、「鉛フリー」に関する知識も問いますので、それに対応した教材で勉強して頂くことで対策して頂けます。
1級学習教材の紹介
1級では2級の内容に加え、微細部品やQFPなどの実装が含まれます。
難易度が格段に上がりますので、事前に実際の基板を使った練習・DVDでの勉強を強く推奨致します。
※顕微鏡又は拡大鏡を使用する必要があります。
はんだごてについて
はんだ付けが上手くできないのは、腕のせいだと思い込んでいる方が多いのですが、温調機能の付いていないハンダゴテでは、正常なはんだ付けはできません。
まだホームセンターなどで購入したハンダゴテをお使いの方は、下記の漫画をお読みください。