はんだ付け講習・検定 @協会セミナールーム
皆さんこんにちは!
昨日、本日と滋賀県の協会セミナールームにて
はんだ付け講習・検定を実施しています。
今回の講習では2社より4名様、個人1名様が参加されています。
級別の内訳
1級:3名(鉛フリーはんだ使用)
3級:2名(共晶はんだ使用)
今回は、はんだ付け作業に従事するために資格取得でお申込みの方や、趣味のはんだ付けでのスキルアップ目的でお申込みの方がいらっしゃいます。
本日参加されている皆様に、参加動機をお伺いしましたのでご紹介いたします。
🎤会社の中で、品質管理として作業者のスキルを管理されており、
はんだ付け作業は1級認定者しか行えないルールになっている工程があります。
その工程の人員確保のために受検に来ました。リペアなどをやっています。
🎤最近、仕事を変わりました。普段はハンダ付けをしないですが、
設備の修理を行うのにはんだ付けを学びたいと思いました。
修理なので共晶はんだを使うつもりです。
🎤Raspberry PI関連パーツのはんだ付けをやりたいが、
はんだごては、中学生くらいの時にちょっと触ったくらいです。
現在、USBタイプのはんだごてを使っていて、本日持ってきた。
上記ヒアリング内容にもありますように、今回の講習では、最近時々見かけるようになった
USB-Cを電源としているタイプのはんだごてを受講者様がお持ち込みされていました。
このタイプのはんだゴテは最近SNSでもよく見かけるようになりました。
A〇azonなどでも検索してみるとたくさん出てきます。
受講者様がお持ちになったコテは、6000円弱で価格はリーズナブルですが、
お話をお伺いすると「趣味ではんだ付けをやっているがどうもうまくいかなくて」との事でした。
はんだ付けをしている対象物とお持ちになったUSBタイプのコテを拝見したところ、うまく行かないのは、はんだゴテのパワー不足だと考えられましたので、普通のステーションタイプをお勧め致しました。
はんだ付け講習・検定では、業務での実用にも十分に耐えうる高性能な
はんだごてを用いております。
・協会セミナールームでご用意しているはんだゴテ・治工具
・公開会場で ご用意しているハンダコテ・治工具
この受講者様に、協会セミナールームで準備しているコテ(メトカル社のMX-500)を使っての感想をお伺いしたところ「熱を蓄える力が大きくて使いやすいと感じた」と仰っていただけました。
このように、当協会で選定した高機能なはんだごてステーションとご自身のはんだごてをお持ち込み頂き、比較して頂く事も可能です。
はんだ付け対象物に応じて2C、3C、2.4Dコテ先を選定して講習を進めていくので、ご自身が普段はんだ付けを行う対象品にはどのようなコテ先を選ぶと最適なはんだ付けが出来るか、という事も学ぶことができます。
適切な出来栄えではんだ付けが出来るはんだゴテを選ぶポイントは以下のページに詳細をまとめてあります。
間違いだらけのハンダゴテ選び はんだ付けが上手くできないのは、腕のせいだと思っていませんか?
他にも、当協会のブログでもご紹介させて頂いておりますが、はんだ付けは道具選びが非常に大切です。そして同時に、その道具を適切に扱うスキルも大切です。
当協会が行うはんだ付け講習・検定では、その両面から皆様へ習得して頂くことが出来るように
カリキュラムを構成しております。
はんだ付けをするための道具の選び方、はんだ付けをするスキルの双方を学び、スキのないはんだ付け技能を習得していただければ幸いです。
皆様のご参加、講師一同お待ちいたしております。
今後のはんだ付け講習・検定の予定は
以下のカレンダーから確認することが出来ます。
講習・検定カレンダー
それでは皆様、明るいはんだ付けを!