2023年6月 貸切講習をご利用いただきました- オプテックス株式会社様
昨日は、滋賀の協会セミナールームにて オプテックス株式会社様の
貸切はんだ付け講習を開催しました。
お話をお伺いすると、皆さまはんだ付け作業はご経験があるものの、
「今まで理論立てて理解する機会が無かった・・・」といったお声を頂戴しました。
電子機器の製造・開発を進めていくうえでは
自動機によるはんだ付けが主流となっているかと思いますが
その自動機にはんだ付けの条件を落とし込んでプログラミングするのは我々人間となります。
そのため開発者は正しいはんだ付けとはどういったものかを
理解しておく必要があるかと思います。
また、突発修理や製品開発での試作品トライ&エラーフェーズなど、
自動機では対応が難しいシーンもあり、そういったときには正しい手はんだ作業を
自ら行うだけのスキルが必要になってきます。
先述の
「今まで理論立てて理解する機会が無かったので
この機会に学ぶことが出来たのは有意義である」というお声の背景には
こういった皆様の想いがあるのだと、我々は感じており
そのお声に 応えられるように、はんだ付け講習を進めさせていただいております。
以下、受講なさった皆様から頂戴したお声を掲載させて頂きたいと思います。
① 受講しようと思った理由は何ですか、受講前はどのようなことで悩んでおられましたか?
はんだ付けの基礎を学びたかった 67%
今までのはんだ付けが正しいか確認するため 44%
自社製品の良・不良の判定のため 56%
② 上記①の悩みは解消されましたか?
解消された 100%
③ 今回の講習にご満足いただけましたでしょうか?
とても満足した 89%
満足した 11%
④ 上記③について具体的理由がございますか?
・フラックスを活用した実装方法を初めて知った。
以前やった表面実装の苦労はいったい・・・
・今まで我流で実施していた点について
今回の講習を受けて大いに納得出来ました。大変に有意義な講習でした。
(ソフト屋ですがまたはんだ付けをしたくなりました)
・非常に学びが多く、知っているつもりでいたように思います。
基礎が学べて実用的に感じ、理にかなっている点は大きかったです。
・今回はんだ付けの基礎について学んだことにより
業務の効率や質の向上に役立ちそうだと感じた
・あいまいな理解しかできていなかったことの理解が進み、
さらに実技で理解が進んだ。受講して本当に良かったと思いました。
・ICのはんだ付け方法について非常に勉強になりました。
サーマルランドへのはんだ付けの対応方法も学習出来ました。
・普段ははんだ付けした後の基板を見ているが、
理屈を持って確認していたわけではなかったので
実践しながら学べたことは大きいと感じた。
やはり皆様のお声からも、原理原則を理解して作業に臨む必要性を感じ取ることが出来ます。
今後の更なる部品の微細化など 課題を明確にし
皆さまのお役に立てる講習・検定となるようスタッフ一同努めて参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。