【書籍】カラー版 目で見てナットク!はじめての鉛フリーはんだ付け作業 新
2023年7月1日、日刊工業新聞社より、
「カラー版 目で見てナットク!はじめての鉛フリーはんだ付け作業」が
新発売となります。
本書は、2011年に出版された「目で見てわかるはんだ付け作業-鉛フリーはんだ編-」を
全面刷新、全てカラーで再構成したものです。
はんだ付けの基礎知識は基礎的な部分に違いはありませんが、
内容はより具体的でわかりやすく深化しています。
特に2章では、鉛フリーはんだ導入時に直面する問題点について、具体例を列挙し、
その原因と対策を詳解しています。例えば:
はんだが思うように融けない
はんだが思うように流れない
はんだが白くなる(オーバーヒート?)
はんだがボソボソにイモはんだになる
基板のパターンが剥離したり焦げたりする
LEDやダイオードが壊れる
基板のパターンが消失する
極細のリード線が折れる
リード線の被覆が融けたり焦げる
ハンダゴテのコテ先がすぐに痩せる、または穴が開く
コテ先が黒くなり、はんだを弾く
これらの問題がどうして起こるのか、その解決策を具体的に提供します。
さらに5章では、鉛入り共晶はんだと鉛フリーはんだの仕上がりの違い、良好なはんだ付け状態
(フィレット)とはどのようなものかについて、カラー写真を使った解説で詳しく示しています。
6章では、各ハンダゴテメーカーの最新の一押しハンダゴテの長所と特徴を並べて説明。
一般の方が、各ハンダゴテメーカのハンダゴテを比較する機会はなかなか無いと思いますので、
2023年5月時点での最新情報を網羅しています。
7章と9章では、はんだ付けを行う前のプリント基板観察から始め、ハンダゴテやコテ先の選択、
実際の電子部品のはんだ付け作業に至るまで、どのような考え方で道具を選び、
どの部分にコテ先を当て、糸はんだをどこに供給するのかといった具体的な作業手順を
カラー写真とともに詳解しています。
本書は、これまでにないレベルの詳細な解説を提供しており、はんだ付けの技術習得や教育の
一助になることを確信しています。
「カラー版 目で見てナットク!はじめての鉛フリーはんだ付け作業」で、あなたも新たな知識を獲得し、
技術力の向上に繋げてみてはいかがでしょうか。
ご興味を持たれた方は、ぜひ7月1日の発売をお楽しみに!
(Amazonでは、予約できるようです)