はんだ付け講習・検定を開催しています(一日目)22.3.10@滋賀の協会
本日、明日と滋賀県の協会セミナールームにて
はんだ付け講習・検定(1級~3級)を開催しています。
6社から10名の方々が参加されています。
朝のヒアリングでは10名中6名の方が初心者で
「学生以来はんだ付けをやったことが無い」という方もおられましたが
午前中のラグ板とコネクタの実技講習は
順調過ぎるくらいの進度で進んでいます。
今回、「普段使い慣れたハンダゴテで作業を・・・」というご希望で
コテをお持込された方がおられましたが
普段同じハンダゴテの同じ形状のコテ先のみで
作業をされているということで
「他のハンダゴテや使ったことのないコテ先も試してみたい」
と協会が準備しております高周波ハンダゴテを使って実技講習をされています。
作業にあったパワーのハンダゴテの選択や
同じ基板でも実装するパーツによって色々な形状のコテ先を
使い分ける方法も 講習内容に含まれています。
はんだ付けについては
「弘法、筆を選ぶ」、
「はんだ付けは道具が8割」と言っても過言ではございません。
音楽家の方の使われる楽器や ゴルファーが使うクラブなども
理想のパフォーマンスを求め
ご自分の技能と道具の特性を考え抜いて選択されています。
正しい道具の選定=大切な技術の一つである・・・
という事ははんだ付けに限った事ではなくすべての技能に共通していると言えましょう。
実際に企業様での「出張講習」にお伺いしますと
不具合発生の原因が
「誤ったハンダゴテの選定」
「誤った形状・サイズのコテ先の選定」
「ハンダゴテのメンテ不足または出来ていない」
事が多々ございます。
ご自分の使い慣れたハンダゴテをご持参頂き、
比較して頂いたり、
実際の職場での作業にどのような治工具が適しているかなど
この講習を通して理解して頂けます。
本日は6社のうち4社の法人様がリピートでのご利用です。
・プリント基板の製造販売
・制御盤やメカトロ装置の開発設計製作
・航空機・産業機器製造
・自動制御装置の設計・製造・施工
などの業種からのご参加です。
さぁ明日ははんだ付け検定です。
午後からの基板実装も頑張りましょう!
★東京、大阪、愛知での講習・検定情報は
協会トップページからご参照ください。