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はんだ付け講習・検定を開催しています(二日目)22.3.11@滋賀の協会

本日は昨日に続いて滋賀県の協会セミナールームにて
はんだ付け1級の講習と、検定(1級~3級)を開催しています。

1級用の講習会は午前中、午後から1~3級全てのクラスの検定(筆記と実技)となっておりますが、
3~2級の方々用に午前中は練習場所として開放しております。
(本日も沢山の方が午前中より練習に励んでおられました)

昨日、「普段使い慣れたハンダゴテで作業を・・・」というご希望で
コテをお持込された方が実際に使用してみた所、少しパワーが足りないような感じがありました。

やはり「道具」が仕事をしますので、これほどまでに差が出た事に大きな驚きと、
「もっと早く講習会を受ければよかった」と、少々悔しそうな感じで話されておられました。
↓協会セミナールームで使用している高周波ハンダゴテ

↓全国の会場で使用している温調式ハンダゴテ

昨日のブログにも書いておりますが、主な不具合発生の原因は、
「誤ったハンダゴテの選定」
→パワーの低いコテで太いケーブルをはんだ付けするなど
「誤った形状・サイズのコテ先の選定」
→コテ先がペンシル形しか使っていないと言う大企業の方が以前おられました
「ハンダゴテのメンテ不足または出来ていない」
→酸化したコテ先を使用し続けている、酸化したコテ先の復活方法を知らないなど
です。

これらの対処方法を講習会で知ることにより、同じ現象が今までとは全く違って見えてくると思います。
正確には、同じものの「見方が変わる」訳で、大きな気付きが生まれます。

今回受講された方々から、
・コテ先の当て方など細かい所まで教えてもらいコツを掴むことができました
・基礎がわからないまま作業をしていたので講習を受けれてよかったです
・今まで指導を受けずにはんだ付けしてきましたが苦労してつけていた部品も正しいやり方だと簡単にできることがわかりました
と言ったご意見を賜りました。

実感して納得された事は大きな発見と共に知識となりスキルアップに繋がります。

普段使用されているハンダゴテをご持参頂き、比較したりすることは大変重要な事ですが、
これとは反対に、講習時に普段仕事で使用しているハンダゴテを使用される方もおられます。

実際の作業にどのような治工具が適しているかなど、
はんだ付け講習を通して理解して頂ければ幸いです。

当協会では滋賀のセミナールームの他に東京、大阪、愛知、広島での講習・検定を行う予定です。
協会トップページをご参照ください。

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