セントラルエンジニアリング株式会社様にて はんだ付け講習会を開催
皆さんこんにちは!
7月15日にセントラルエンジニアリング株式会社様にお伺いして
はんだ付け出張講習を、12名様に受講頂きました。
今回は、1005サイズやピンピッチの狭い微小チップ部品に特化した
カスタム講習をご用意させて頂きました。

講習に先立ち、はんだ付けの基礎知識を学んでいただく為に
事前にeラーニングを受講して頂きました。
そして講習当日は、
まず、3216サイズチップ部品・8ピンSOPの比較的
大き目の部品のはんだ付けから始まり、次いで100ピンQFP、
1608・1005チップ部品のはんだ付けを実装。
当協会の検定用基板を用いて、配線パターンやベタGNDの形状により
熱の逃げる量が変化しその結果はんだが融けるまでの時間に
大きな違いが出てくることなどを体感していただき、基板面から
加熱をするという表面実装部品はんだ付けの原則を学んで頂きました。

他には、チップ部品の取り外しについて
はんだゴテを2本用いて外す方法や低温はんだを用いた方法を、
また、QFPピンからリード線取り出す方法などについても習得をして頂きました。
今回は、皆様に実体顕微鏡をつかってはんだ付けをしていただきましたが
微細な部品へのコテの当たり方、糸はんだを送り込んだ時に濡れ広がる様子などが
分かりやすく、また、仕上がりもはんだ量過不足やオーバーヒート、濡れ不足なども
一目瞭然で、ピンからのリード線取り出しなども細部を見ることが出来るので
作業もスムーズに進められる、と顕微鏡の導入へ関心をお持ちいただけました。
最後に、今回受講頂いた皆様のお声を紹介させていただきます。
🎤自分が行ったはんだをチェックしてもらえて、多い少ないがよくわかった。
道具が色々あってはんだ付けが行いやすかった。
🎤難しいと感じていた点の克服になった。環境整備が重要だと理解できた。
🎤今まで自己流でやっていたのでちゃんとしたやり方を学べてよかった。
🎤新しいコテ先の使い方が学べた。
🎤低温はんだの存在を知れたのは有意義だった。
出張講習では、今回お伺いした講習のように、企業様の仕事内容に合わせてカスタムが可能です。
「コネクタしかはんだ付けしない」
「基板実装ばかりで、特に表面実装がほとんどだ」
「小さな部品の付け外しをすることが多い」
「基板同士を接続するのが主だ」
「社員研修の一環として定期的に講習を行いたい」
このような皆様の仕事内容に合わせて、理解しやすいように
豊富な教材の中から実習の内容を組み合わせてカスタムして提案いたします。
ご相談はこちらから。

皆様からのご連絡、お待ちしております。
それでは皆様、明るいはんだ付けを!