2019年4月5日(金) 滋賀の協会セミナールーム はんだ付け講習・検定
昨日に引き続き、本日4月5日(金)、
滋賀県東近江市 NPO日本はんだ付け協会セミナールームにて
はんだ付け講習・検定を開催中です。
本日は、
午前 : 1級課題 微細部品のはんだ付け講習
午後 : はんだ付け検定 です。
今回、1級の受講者は、2名様です。
顕微鏡を覗いてはんだ付けするのは、初めてだそうで、
顕微鏡を覗きながらのはんだ付けに、苦戦されていました。
部品が小さくなれば、はんだの流れが見えづらくなり、
肉眼では、はんだ付け出来ていると思っていても、
端子にはんだが馴染んでいないことが多くあります。
顕微鏡を使用することで、微細な部品へのはんだの馴染みや流れが、
通常とはどう違うのか? (表面張力の影響や、粘度の影響など)
を観察することが出来ます。
※講習の様子
午後からは、はんだ付け検定です。
筆記試験と実技試験があり、
筆記試験 : はんだ付けの基礎知識
実技試験 : はんだ付けスキル
と、知識とスキルの確認に分かれております。
現在、協会の講習会では はんだ付けの実技講習しか行っておりません。
講習を受講して頂く前に、「eラーニング」を使用して、事前に、はんだ付けの基礎知識を学んで頂いております。
※eラーニング説明ページ eラーニング (はんだ付けの基礎知識講習)
「eラーニング」で、はんだ付けの基礎知識を習得して頂き、
講習会で、実際に一般的な電子部品のはんだ付けを行い、
基礎的な技術を習得して頂いております。
はんだ付けの基礎知識を学んでいないと
「なぜ、そうするのか?」
「なぜ、このコテ先を選ぶのか?」
「なぜ、コテ先をこの部分に当てるのか?」
といったことを理解しないまま真似することになり
はんだ付けへのの理解力はとても低くなります。
私達スタッフも、正しい知識と技術を分かりやすく
受講者に伝えていける様、精進していきます。
スタッフY