19.08 品川 微細部品はんだ付け講習・はんだ付け検定 開始しました。
昨日に引き続き、8月30日(金)、
都立城南職業開発センターにて、
午前:微細部品のはんだ付け講習
午後:はんだ付け検定
を開催中です。
東京都、神奈川県、茨木県、福島県から、
はんだ付け講習・検定を受講・受験して頂いております。
今回、1級の受講者は3名です。
普段から、顕微鏡を使用してはんだ付けを行っている方から、
基板の実装作業は、初めての方まで、さまざまな方に受講して頂いております。
講習の様子
1級で行なう微細部品の実装には、2級・3級と違い、
コテ先の繊細な動かし方が必要になります。
少しでも、コテ先が端子に当たっていない、
コテ先の傾きによって、はんだの流れ方、馴染み方が変わります。
顕微鏡を使用して、コテの当たっているポイント、
当て方を確認しながら、作業を進めていただき、
講習後には、繊細なコテ先の動かし方をマスターして頂けました。
午後からは、はんだ付け検定です。
はんだ付け検定は、筆記試験と実技試験があり、
はんだ付けの基礎知識・はんだ付け作業のスキルの確認を行っております。
筆記試験は、講習前にeラーニングで学んで頂いたはんだ付けの基礎な問題が出題されます。
※eラーニング説明ページ eラーニング (はんだ付けの基礎知識講習)
実技試験の様子
実技試験では、
3種類の教材を使用して、はんだ付けのスキルが習得できているかを確認しております。
・ラグ端子へのリード線はんだ付け
・Dsubコネクタへのリード線はんだ付け
・表面実装部品・リード部品の基板実装
(1級は1005サイズなどの微細部品の実装が追加)
制限時間は、2・3級は2時間
1級は、2時間20分です。
※講師の私は、1級の課題を1時間20分ほどで完了いたします。
どのぐらいの速度なのか、一度ご覧頂き 制限時間に近づける様
練習を積んでください。
コネクタ・ケーブルはんだ付け教材(ラグ板・Dsubコネクタ)
基板実装”微細”はんだ付け教材
はんだ付けのスキル認定について:
はんだ付け講習後、修了証をお渡ししておりますが
スキルを認定するものではございません。
講習の受講が修了した事を証明するものであり、
スキルを証明するには、はんだ付け検定を合格して頂く必要がございます。
※自動車免許で例えますと、講習が修了しても、免許証が発行されないのと同じことです。
試験を合格していただく事で、基礎知識とスキルの認定となります。
この機会に、ご自身のはんだ付けスキルの確認、
腕試しで一度はんだ付け検定を受験してみてはいかがでしょうか。
スタッフY