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貸切講習をご利用いただきました- オプテックス株式会社様

昨日は、滋賀の協会セミナールームにて オプテックス株式会社様
技術系新入社員の方を対象とした 貸切はんだ付け講習を開催しました。

事前にeラーニングで座学を学んで頂き
昨日は2級検定内容の実技に特化した講習を行いました。

設計部門等に配属される新入社員の皆様が参加されました。
集合研修の形でご参加頂くのは今年で3年目となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、はんだ付けは中学校の技術の授業以来とのこと。
しかしながら これからの業務ではんだ付けの知識・技術を活かしていくべく
それぞれご自分のミッションを持って参加されていました。

 

工業系の大学でも はんだ付け技術を学ぶ機会はほとんど無く、
さらには 電機・電子機器製造メーカーに入社してからも
はんだ付け技術を学ぶ機会を得られることは非常に少ないのが現状です。

電子機器の小型化・軽量化が進み
使用されている部品の小型化・高密度化し出して久しく
最新鋭のコンピューターで制御された自動機による
大規模な設備で量産が行われているため
製造のためのはんだ付け技術の習得が大学教育で行われないのは
自然な事と言えるでしょう。

しかしながら、講習開催の度に企業の開発部隊の皆様が
当協会のはんだ付け講習をご利用頂いている背景には
理論を学んでなおかつ作業・実習として行ってみないと
設計や品質管理に必要な知識にならない複雑さがあるのが
「はんだ付け」であると考えます。

 

プログラミングによりコストがかかってしまう試作や
自動化できない特殊な量産品のはんだ付けも依然として存在し、
それらの指導のために参加される皆様も多いですが
この2年ほどは 開発部隊の方の参加比率のほうが高くなっております。

 

企業としては、はんだ付けの技術を習得して未来の商品開発への礎にするとともに、
社内のはんだ付け技術の「蓄積と伝承」に努めなければならないと意識されていると思います。
当協会では「日本のものつくり」の礎である、「はんだ付け技術」を日本企業の強みとして、
いろいろな企業様向けにカスタマイズしてご提案させて頂きたいと常に考えております。

 

これから事業の中核として活躍される皆様が
当協会の講習に参加される事はわたくし共にとっても
大変励みとなります。

 

今後の更なる部品の微細化など 課題を明確にし
皆さまのお役に立てる講習・検定となるようスタッフ一同努めて参ります。

 

 

 

 

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