検定合格率最新情報と法人内検定必勝法
皆様こんにちは。
本日は 今年(2020年)3月~8月までのはんだ付け検定合格率 及び
はんだ付け講習利用実績についてお伝えいたします。
前回8月5日に 今年3月~6月の結果をお知らせいたしましたが
講習・検定の開催を一時中断しておりましたので(コロナ感染予防策として)
母数が少ない中での分析となりましたので
今回は下記3パターンの報告をいたします。
・3月~8月期の集計結果
・2011年の検定開始~2020年8月の総累計結果
・公開会場での検定と法人内検定の結果比較
☆2020年3月~8月の合格率
受験級
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受験者数
|
合格者数
|
合格率
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1級
|
39
|
30
|
77.0%
|
2級
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73 |
37
|
50.7%
|
3級
|
23 |
9
|
39.1%
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☆はんだ付け検定開始(2011年7月)~2020年8月の累計結果
受験級
|
受験者数
|
合格者数
|
合格率
|
1級
|
593
|
436
|
73.5%
|
2級
|
1338 |
916
|
68.5%
|
3級
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485 |
335
|
69.1%
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☆法人内検定と公開会場・協会セミナールームとの合格率比較
集計期間:2015年12月~2020年8月
受験級 | 合格率 | |
法人内 | 公開会場・協会 | |
1級 | 68.2% | 75.3% |
2級 | 56.4% | 68.7% |
3級 | 52.3% | 68.7% |
☆はんだ付け検定集計結果 傾向
※一部前回の検定結果報告の内容と重複いたします
・3月~8月 出張規制で 講習に参加して頂けない企業様が
法人内検定を多くご利用された
・残念ながら 法人内検定の合格率が
講習を伴う公開会場や協会セミナールームでの検定合格率より
各級10ポイント前後 低い
・初心者の受験が多い3級はその傾向が顕著である
☆傾向の要因
コロナウイルスによる新型肺炎拡大防止策としての
緊急事態宣言や企業の休業、検定開催の延期などにより
通常よりも講習・検定共にお受け頂く方の数が大幅に減少しました。
3月~8月は自社内で検定を受験できる「法人内検定」で受検されました。
その結果 合格者が多い企業、合格者が少ない企業と結果が2分されています。
合格率の高い企業の特徴
・すでに3年以内に合格されていた方の更新受験であること
・はんだ付け検定 及び 検査員検定に合格されている方が
DVD教材を用いながら事前の公式教材で指導や社内で模擬検定を実施されている
合格率の低い企業の特徴
・事前の練習なく受験に臨まれている
・筆記試験のための座学知識を持たれていない
・指導される方がおられない
・合格基準となる品質と 受検者の作業品質の差異を明確にし
差異を無し合格基準に近づけるための対策がなされていない
・再受験にあたり、一度も練習されずに再度受験のみをされる
(このケースは非常に多いです)
~法人内検定で合格されるための対策~
☆筆記試験対策
または
・DVD 「観るだけでわかる!はんだ付け基礎知識講座 ver.3
(共晶・鉛フリー)対応」 《筆記試験対応》の視聴
・eラーニングの特徴
PC、タブレット、スマホ等 様々な端末で個人での視聴が可能です
お好きな時に静止・繰り返しが可能です
・DVDの特徴
大きな画面で拡大された動画を視聴頂くことが可能です
一度に何人でも、また何回でも視聴が可能です
☆実技検定対策
当協会のはんだ付け検定・検査員検定に合格された方が
公式教材であるDVD(実技編)を用いながら 実際の検定の練習教材を用いて
指導しながら事前に1~2セットを練習
指導された方が合格されてから数か月、数年経たれている場合は
ラグ板・コネクタ・基板 全ての実技教材についての正しいはんだ付け方法を
記憶し、漏れなく 受検者の方に伝えて頂くことは難しいです。
取りこぼしなく、正しいはんだ付け方法を説明している
下記の公式DVD教材を用い、社内展開されることをお勧めします。
同時に何人でも、何回でも教育が出来ます。
・DVD 「現場で役立つ 最新はんだ付けテクニックと応用技術」
《実技試験対応》
その他の合格対策
講習会場への移動されることなく受講できる「出張講習」や「貸切講習」をご利用頂き、
その後1週間程度集中して練習され、記憶が新しいうちに「法人内検定」を実施。
この方法で実際に多くの企業様が法人内検定の実績を上げておられます。
毎年新人研修を出張講習でお受け頂き、翌日に検定受験をされる企業も
毎年確実に合格者を増やしておられます。
協会HPの検定合格対策ページも併せてご参照ください。
★講習や検定の開催時には感染予防のため下記の対策を講じ 開催いたします。
①講習・検定開始前には テーブル・ドアノブ・その他工具等の
除菌を実施
②会場では お席の距離(約1.5~2メートル)の確保と換気
③受付時に体温検査 講師陣も検温
④アルコール消毒液を設置し
受講者・講師ともに定期的に手指の消毒・手洗い実施
⑤マスク着用 ※フェイスシールドも近くでの会話の際は併用あり
尚、下記の症状に当てはまる方はご参加をご遠慮頂く様お願いいたします。
・当日37.5度以上の発熱のある方
・風邪の症状が2日以上続いている方
・2週間以内に海外渡航歴のある方など
このような時期ではございますが 十分か感染予防を講じつつ
スキルアップしていただける様務めて参ります。