はんだ付け検査員講習・認定試験を開催 @滋賀の協会セミナールーム
「はんだ付け検査員講習・検定試験」を2024年11月19日に滋賀の協会セミナールームで開催致しました。
今回は、ある企業の貸切による開催となりました。
これは、製造する製品のはんだ付け状態を外観検査で良否判定ができるスキルを習得するための講習です。
その後に理解度を判定するために検定試験(技能認定)を行います。
講習の内容は、はんだ付けの不具合にはどのようなものがあるのかという事をわかりやすい動画を用いて確認し、その知識を用いて、実際のはんだ付けがされた実装基板例を見て、良否判断(これが難しい)をして頂きます。
今回受講受験された企業様では、社内の判定基準の見直しと外注部品の受け入れ検査の際の検査員養成のためとの事ですが、正直な所、後進の育成という大きな目的があるとお話しされておられました。
後進の育成は企業にとって大変重要です。
特殊な技術を持ったベテラン社員が定年などで居なくなると「企業の技術レベルが突然落ちた」と言ったお声をよく耳にします。
企業内の技術力評価や技量の均一化に検査員はとても重要なポストです。
特に品質管理や品質保証の部門では極めて重要ですので、ご検討頂いておられる際には当協会までお問合せ頂ければ幸いです。
検査員講習・検定のお申込みにつきましては不定期に開催をしております。
開催予定が無い場合、ご希望の開催年月、対象人数を「お問合せページ」にご入力頂きご連絡くださいます様お願い致します。
5名以上のご希望者が同時期におられる場合に開催いたします。
また、通常のはんだ付け講習・検定も毎月各地で開催しています。
ご都合の良い日時の検索は「カレンダー」から探すこともできますのでご活用下さい。