はんだ付け講習・検定 @池袋 レポート
皆様こんにちは!
本日も昨日に引き続き、東京都豊島区にてはんだ付け講習・検定を実施しています。
今まではんだ付け講習を行っていくなかで時々
今まで我流ではんだ付けやっていたので
正しいはんだ付けはどのようなものかと思って受講に来ました
というお話を受講者様から聞くことがあります。
また、正しいはんだ付けの知識・スキルを、はんだ付け講習にて
確実に習得する為に、事前に教材を購入して練習をしたうえで
講習に臨んでくださる受講者様も数多くお見えになります。
今回お見えになった受講者様とお話する中で
「事前練習してきたが、職場に0.6mmの糸はんだしかなかったので
ずっとそれで練習していました。今回講習に来て、0.3mmや0.8mmの
糸はんだを初めて使いました」
とのお話がありました。
はんだ付けを行う際の糸はんだの太さは、
はんだ付け対象物に応じて、コテ先のあて方や動かし方を考え、
糸はんだ太さを0.3mmなのか0.6mmなのかを選択して使います。
基板の表面実装部品のはんだ付けでは、
フラックスは糸はんだに内包されるものでは不足するので、別途塗布して対応します。
ラグ端子のはんだ付けでは、オーバーヒートしやすいので、
太目の0.8mmの糸はんだを用いはんだ付けすることを考えます。
また、糸はんだに内包されているフラックスについても
色々な種類があり、はんだ付けをする製品の信頼性などを考えて
適切に選択することが大切となります。
(当協会理事長の野瀬昌治が代表を勤めております
ゴッドはんだ株式会社の以下のブログが詳しいです)
とはいえ、
先述の受講者様のお話のように、職場にて事前練習をしようと思っても
糸はんだの太さが各種揃えられていない場合も
多くあるかと思います。
はんだ付け講習で用いる教材は、先述のように
ラグ端子のはんだ付けや、プリント基板の表面実装部品のはんだ付けなど
多様な部品を用意しております。
はんだ付け講習にて教材の製作を進めるなかで、
・オーバーヒートさせないようにするはんだの入れ方、
コテ先のあて方やコテを当てる時間
・糸はんだの太さやフラックスの含有量の違い
・部材の種類によりどういった糸はんだを選び、
含まれているフラックスが足りない場合はどのようにするのか
・間違った太さの糸はんだを選択することにより、どのような不具合がなぜ出るか
など、なぜそうなのかという事を理論的にお伝えしています。
このように、はんだ付け講習・検定では、
はんだ付けを行う際の糸はんだの使い分けや細かいテクニックも知ることが出来ます!
皆様のご参加を講師一同お待ちいたしております。
今後のはんだ付け講習・検定の予定は
以下のカレンダーから確認することが出来ます。
それでは皆さま、明るいはんだ付けを!