はんだ付け講習・検定@滋賀 レポート
本日は 滋賀県の協会セミナールームにて はんだ付け講習を開催しています。
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産業機械メーカー、電力関係の設備機器メーカー、自動車計器メーカー、
情報通信機器メーカー などからのご参加です。
業務で実際にはんだ付けをされている方、
社内の技能実習生に指導をされている方、
品質管理に従事されている方、
開発に従事されている方 などが参加されています。
開発の方のご参加が多い理由
製品の試作をするとき、電子回路を設計して、試作品に使用する電子部品を集めるわけですが、
最近の電子部品は、様々な機能を持ち小型軽量化されています。
実際に量産される際は、基板実装の専門会社が、(高度に微細化され、さらに高速で自動稼働する)
はんだペーストの印刷機、高速・高精度のチップマウンター、高度に温度制御が出来る
リフロー炉などを使用して、不良品が出ないように精密に条件出しをして実装されます。
しかし、試作品は数個レベルでしか製作しない為、こうした自動機は使用せず、
開発者が手作業で電子部品をはんだ付けする必要があります。
ここで問題になるのは、様々な機能を持ち小型軽量化された電子部品は、
人間がハンダゴテではんだ付けするようには、設計・製造されていないことです。
これらの電子部品をハンダゴテを使ってはんだ付けするには、高度な
はんだ付けのスキルが必要になります。
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当協会の講師も 開発経験者が2名おります。
お気軽にご相談ください。
※講習後 はんだ付けのお悩み相談会実施中 詳しくはこちらをご参照ください。
量産品の実装やはんだ付け方法、不具合対策など お気軽にご相談頂けます。