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はんだ付け講習・検定開催中@滋賀の協会セミナールーム

3月16日、17日は滋賀県の協会セミナールームにてはんだ付け講習を開催しています。
↓講習風景(16日)

県内、京都、大阪、兵庫より
電子回路設計、プリント基板実装、制御盤生存、各種センサー等の開発製造、
電子機器組立、コネクタ製造と様々な分野の企業からご参加頂いております。

初日(16日)は検定合格対策のため講習会、
二日目(17日)は実技検定日で、以前惜しくも実技が不合格となられた方々も再受験されます。

1~3級ともに 累計合格率が70%前後となっており
再受験の方も毎回1~2名おられます。

滋賀の講習会は少数での開催ですので、ご参加頂く方々からいろいろな質問が出てきます。
これは大変良い事です。
沢山の中に居ると、ちょっとした事だと聞くのを躊躇してしまいがちですから。
この、ちょっとした事が実は問題解決への糸口になったりします。

ご参加頂いた方からも、
「少人数でわかりやすかった。社内でも今後継続して受講することを考えている」
と仰られる方がおられました。(全力でサポートさせて頂きます)

↓検定風景(17日)

さて、
熱をかけてはんだを融かしてくっつけたら出来る、

誰でも出来る作業という認識が未だ多く
社内での教育制度が構築されていない事の多いはんだ付け

講習時にヒアリングしておりますと
開発時の不具合、客先への納品後の不合格、市場に出回った後のクレームなどの
対策として当協会の講習、検定をお受け頂くケースが多いようです。

近年の電子部品の微細化、電子基板の多層化により
はんだ付け作業は かつての「しっかりとした教育無しに内職でも出来る軽作業」から
「習得に知識と練習が必要な顕微鏡を用いた超微細加工」へとシフトしています。
また作業性の悪い(濡れ性の低い)鉛フリーはんだを用いた作業も増加しております。

不具合が発生する前に「予防策」として
作業をされる方のみならず、教育ご担当者、品質管理、設計開発などに携わっておられる皆様に
正しいはんだ付けの知識を習得して頂ければ・・・
不具合対策に時間を費やすことなくトータルコストを低く抑えて頂けると思います。

だれでも出来てしまう・・・
だけどやり方ひとつで深刻な問題となるリスクの高いお仕事だと思います。

毎日のようにあまりにも多くのご相談やご質問を頂く中
決して不安を煽ることなく重要性を伝えるにはどうすれば良いか・・・
日々表現方法に悩みますが コツコツと発信していきたいと思います。

そして正しい知識を伝えていけるようスタッフ一同日々努めていきたいと思います。

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