“まずは3級へ”と企業が勧める理由。滋賀本社での講習会より
こんにちは、はんだ付け職人です。
本日は、滋賀本社セミナールームにて はんだ付け講習 を開催しております。
今日は比較的珍しく、3級受講の方が多く、会場全体が新鮮な空気に包まれています。

■ 新任者・初心者の方が多い一日
受講理由としては、
- 新たに電子機器関連の部署へ配属となり、基礎を学びに来られた方
- 会社から推奨され、技能習得を目的として参加された方
- 作業経験はあるものの、一度きちんと基礎を整理したい方
このような “はんだ付けの基礎固め” を求める方が多い印象です。
通常は8割の方が鉛フリーはんだを使った1級、2級を受講・受検されていますが
共晶はんだを使用する3級講習は、はんだ付けの技術を改めて体系的に学ぶ場として
企業様からのご要望もございます。

■ 3級講習で身につく「基礎技術」
共晶はんだを扱うにあたり必須となる、
- コテ先からの熱の伝え方
- はんだの溶融状態の見極め
- 母材とフラックスの反応
- 良好な濡れ性の判断基準
こういった“基礎の中でも最も重要な項目”を、講師が実演を交えて丁寧に解説します。
はんだ付けの品質は、この基礎工程の理解度で大きく差が出ます。
今日参加された皆さまも、最初は緊張気味でしたが、時間が経つにつれ手元が安定し、
はんだが広がる状態をしっかり確認されていました。

■ 滋賀セミナールームで学ぶメリット
沖縄や九州など遠方からご参加いただく方も多く、
少人数制のためリラックスして参加できるとのお声を多く頂いております。
また協会事務局のございます滋賀での受講・受検は価格据え置きのため費用もお得です。
■ 基礎を正しく身につけたい方へ
今日の講習風景を見ていると、
「これからはんだ付けを担当する方」「基礎からしっかり固めたい方」が
確実に増えている印象です。
はじめての方でも大歓迎です。
講師陣が一人ひとりの進度に合わせて指導しますので、
安心して受講いただけます。
滋賀の落ち着いた環境で、はんだ付け技術の基礎をしっかり身につけてみませんか。


しかしながら、
「業務では 鉛フリーはんだを使ったはんだ付けや実装しか
しない」といった企業様は 2級から受験される方が多いです。
鉛フリーはんだに比べ はんだが広がり易く作業しやすい共晶はんだを
マスターされた後、鉛フリーはんだに移行されますと
少し「もったり」として広がりにくく濡れ性が落ちるため
作業しにくい・・・と感じられます。
・基礎固めの3級から
・実務に即した2級や1級から
どちらから始められるかは 社内でよくご相談の上お申し込みください。
迷われる場合は お問合せフォームから お問合せくださいませ。
級別のくわしい内容(部材など)は はんだ付けけ検定 のウェブサイトをご参照ください。









はんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。