はんだ付け講習開催中@滋賀の協会セミナールーム
本日は NPO日本はんだ付け協会の事務局のございます滋賀県東近江市にて
はんだ付け講習を開催しております。
近隣府県より7社10名の方が受講されています。
受講級の内訳は
1級4名
2級6名
3級0名
1級受講の内3名様は 少し前に2級に合格され今回1級に挑戦されています。
本日(講習1日目)のカリキュラムは2級と同じ部品の実装の講習ですが、
1級受験に向けて実体顕微鏡を使って時間短縮する実装方法を習得されるべく練習されています。
実体顕微鏡を使うと、同じ部品の実装でも2ランクレベルアップした仕上がりになり、実力も上がります。
※1級の方のみ微細部品実装の講習は明日の午前中です。
※各級の実技講習当日スケジュールはこちらをご参照ください。
級をステップアップされる際
最終的に1級合格を目指しておられる場合は
2級からの受講・受験をお勧めしています。
3級は 鉛入りの《共晶はんだ》を使用したはんだ付けのため
1級,2級の 《鉛フリーはんだ》を使用した場合と作業性が異なります。
はんだ素材の違いについて
《共晶はんだ》は《鉛フリーはんだ》に比べ 濡れ性も高く作業がしやすいため
先に共晶はんだに慣れてしまわれると 鉛フリーはんだを使用された際に
かなり難しく感じられると思います。
※実際 先のブログでもご紹介しました通り 3級→2級 へ移行される場合
あまりのやり難さに驚かれます。
もちろん業務上、共晶はんだ、鉛フリーはんだ 両方を使用した実装や
はんだ付け・リペア等がある企業様で教育や管理をされる方は双方の特性や
道具の使い方、作業方法、コツを知るため両方を学ばれることをお勧めいたします。
明日の午後は検定です!
2級・3級の方は 明日の午前中は講習がありませんが
お席で検定に向けた練習をして頂けます。