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【第10回】株式会社エクセディ様 で出張はんだ付け講習会を開催しました

「感覚」を「数字と言葉」に変える一日

2026年9月25日、株式会社エクセディ様の本社(大阪府寝屋川市)で、
出張はんだ付け講習会を行いました。

2024年11月に上野事業所で始まったエクセディ様での講習も、
今回でついに【10回目】となりました。

回を重ねるごとに「うちの部署でも受けさせたい」という声が社内で広がり、
毎回新しい部署の方々にご参加いただいています。

継続してご依頼いただいていることに、心より感謝申し上げます。

■今回の受講者は「試験・実験」の現場を支える13名

今回は13名の方に受講いただきました。

アンケートを拝見すると、
今回は試験・実験業務に携わる方が多かったのが特徴です。

業務でのはんだ付けの例として、次のようなものが挙がっていました。

・歪ゲージの結線や配線の接続
・センサの結線
・トルクメータなどのひずみリード線のはんだ付け
・評価用の基板製作

製品の生産ラインとは少し違い、
「測定データの信頼性」を左右するはんだ付けです。

接続が1か所悪いだけで、ノイズや断線が起き、
試験のやり直しにつながってしまいます。

受講者の方からも、
「ミスややり直しを無くすことで業務効率化していきたい」
という声をいただきました。

はんだ付けの品質が、
そのまま試験・開発のスピードと精度に直結する職場です。

■キーワードは「感覚から定量へ」

今回のアンケートで特に多かったのが、
「これまで感覚でやっていた作業を、理屈と数字で捉え直せた」という声です。

「今まで感覚で作業していたことを、定量化できるようになりました。
(はんだごての温度設定やこてを当てている時間、はんだの流し込み量など)」

「熱伝導をイメージしながらはんだ付けするのが重要だと気づいた」

「こて先温度の管理と最適なこて先形状の選択」

はんだ付けは「慣れ」でなんとかなってしまう作業です。
そのため、自己流のまま何年も続けている方が少なくありません。

講習では、
こて先の温度、当てる時間、はんだを流すタイミングと量を、
一つひとつ「なぜそうするのか」とあわせて確認していきます。

これで、「なんとなく」の作業が
「再現できる」作業に変わっていきます。

■「教える側」の視点が変わる

今回うれしかったのは、
後輩や部下を指導する立場の方からのコメントです。

「今まで若手教育で感覚的な教え方をしていましたが、
これからは言葉や数字で教えることができそうです。」

「リード線のはんだ付け業務や、はんだ後のチェック、
部下への指導に活かします」

「見て覚えろ」「こんな感じで」という教え方では、
技能はなかなか伝わりません。

温度・時間・量、そして良品と不良品の見分け方。
こうした共通の言葉を持つことで、
職場の中で技能を正しく受け継げるようになります。

受講者お一人の技能向上にとどまらず、
職場全体の底上げにつながる。
これこそが出張講習ならではの効果だと感じています。

■準備から検査までが「はんだ付け」

もう一つ多かったのが、
はんだ付けを「こてを当てる瞬間」だけでなく、
一連の工程として捉える気づきです。

「はんだ付け品質を確保するためには、
事前準備から作業後の確認まで一連の工程を
丁寧に行うことが重要だと理解した。」

「ちゃんとした道具の使い方、
準備しないといけないものを理解できた」

道具を選ぶ。
こて先を整える。
母材をきれいにする。
作業する。
そして最後に仕上がりを確認する。

どこか一つでも抜けると、品質は安定しません。

実習で良い例・悪い例を実際に作って比べたことで、
「はんだ付けの良否含め、実践して確認でき、良い講習でした」
という感想もいただきました。

また、表面実装のはんだ付けを初めて体験された方からは、
「はんだ付けの知識が中学生の頃で止まっていたので、
良い例・悪い例の品質を意識して受講しました」
という率直な声もありました。

■アンケート結果(4点満点・回答13名)

・講座内容の理解度 …… 3.85点(目標2.8点以上)
・受講してよかったか(満足度) …… 3.92点(目標2.8点以上)
・講師の教え方の分かりやすさ …… 3.62点(目標2.8点以上)

すべての項目で目標を大きく上回りました。

満足度では、13名中12名の方が
最高評価の「4」をつけてくださいました。

■受講者の声

「感覚でやっていたはんだ付け作業が、理屈と手法を学びよく理解できた。
他のチーム員にも受講を勧めたい。」

「以前からはんだ作業の経験は多いほうだったが、
正しい方法を学んだことはなく、自分の方法が間違っていた部分もあり、
気づきが多かった。他の実験メンバーにも勧めたい。」

「さすがはんだ付けのプロの教え方で、資料や説明もすごく説得力があった。
自分の作業に対して、具体的にどうすれば良くなるかを
実際に教えてもらうことが出来て良かった。」

「今まで独学や自己流でやってきた方法を、正しく見直すことができました。
とても満足できる講座でした。」

「実習があり、分かりやすい講習でした。」

■次のステップへ

受講者の方から、こんなご意見もいただきました。

「今回ははんだ付け検定2級相当の受講だったと思いますが、
1級相当の受講(受講者のレベルによって分ける)や、
検定の受験があると良いと思います。」

10回を重ね、社内には基礎を身につけた方が着実に増えています。

今後は基礎の定着に加えて、
より高いレベルを目指す方向けの講習や、
はんだ付け検定による技能の「見える化」にも、
エクセディ様とご一緒に取り組んでいければと考えています。

株式会社エクセディの皆さま、
ご参加いただいた13名の皆さま、
本当にありがとうございました。

出張はんだ付け講習のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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