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はんだ付け検定123級と 初級検定の違いについて

 

☆はんだ付け検定123級と、初級検定の違いについて説明するページです。

 

 

1:はんだ付け検定123級について

実技講習では、日本はんだ付け協会の講師が実際に対面で実技指導を行います。
受講者の教材の出来栄えを注意深く観察して、具体的な改善点をアドバイスしていきます。
受講者からの随時いただく質問にも回答しながら、必要であれば実演も行います。
このため、受講者が自社で指導する立場になった際、指導方法などがたいへん参考になります。

総じて、主に製造の管理職、品質管理、設計・開発に携わる方が対象であり、
将来的に指導する立場になる方が受講・受験されます。

はんだ付け検定1級

鉛フリーはんだを使用します。また、実体顕微鏡を使った微細な実装も行います。
2級の教材に微細部品が追加されます。
1005、1608チップは特別小さくはありませんが、
放熱パターンが高難易度に設置されており、0402の実装に匹敵する難易度です。

 

はんだ付け検定2級

鉛フリーはんだを使用します。実技教材は3級と同じです。
特にダイオードブリッジのはんだ量コントロールが難しく、
これをクリアすれば、はんだ量コントロール能力は万全です。

 

はんだ付け検定3級

共晶はんだ(鉛入り)を使用します。
2級と同じ教材ですが、共晶はんだを使用する分、難易度は低くなっています。

※インフラ関係や宇宙・航空、交通、鉄道などの分野では信頼性の問題から
共晶はんだが使用され続けています。

 

2:はんだ付け初級検定について(eラーニングによる教育プログラム)

初級検定は、実際に製造工程ではんだ付け工程に携わる方が知っておくべき知識と
基礎的なはんだ付けスキルを学ぶための講習プログラムと、技能認定です。
量産ラインではんだ付け作業に従事するパート・アルバイトの方、
あるいは、これからはんだ付け作業に携わる人、初めてはんだ付けに取り組む方、
新入社員などが主な対象です。

その他、遠方の講習会には参加できないが、はんだ付けに必要な基礎知識とスキルが必要な人のために
自社内でeラーニングを活用して学んでいただくプログラムです。
実用のための認定システムです。

実技教材には比較的簡単な部品を選定しています。鉛フリーはんだを使用します。

 

☆採点について

はんだ付け検定1級:品質レベル(JIS C61191)のレベルCで検査を行います。
※レベルC:高性能な電気製品

航空・宇宙や医療関係の分野の電気製品などが相当します。
使用環境が極めて厳しく、設備が停止すると生命維持や
人命に関わるような製品に求められる品質規格です。

 

はんだ付け検定2,3級:品質レベル(JIS C61191)のレベルBで行います。
※レベルB:特定用途の電気製品。

産業機器などが相当します。継続的な性能と長寿命が要求され、
その動作が中断しないことを求められます。

 

初級検定:品質レベル(JIS C61191)のレベルBで行います。
※レベルB:特定用途の電気製品。

産業機器などが相当します。継続的な性能と長寿命が要求され、
その動作が中断しないことを求められます。

※レベルはBですが、実装部品がやさしいので2級ほどの難易度はありません。

 

 

 

 

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