滋賀 協会セミナールームにて1~3級はんだ付け講習・検定を開催中!
2020年12月11日
滋賀の協会セミナールームにて、午前中は1級のはんだ付け講習(昨日の続き)を、
午後からは1~3級のはんだ付け検定試験を開催中です。
45分間の筆記試験を終え、現在は実技試験の真っ最中です。(15:00現在の光景)
実技試験でよく起きる事例として、講習では問題なくできたものでも
いざ試験となると時間制限があるため焦りが出てしまって普段の実力が出せないことがあります。
また、実技試験は実際に組上げるため、やり直しの時間がありません。
(試験資材は2組配布されるので時間に余裕があれば一度だけやり直しができます)
今回ご参加された方の中でハーネス類を製造する企業の方からご相談を頂きました。
詳細な内容はここに記すことができませんが、
「現在、太いケーブルを圧着で固定しているのだが、はんだ付けで行いたい」との事でした。
世の中の多くのハーネス類はほとんどが圧着端子で接続されています。
これは規格統一がしやすく品質がある一定のレベルを保持できるからです。
確かに、ある一定レベルの品質は保てますがそれ以上を要求されると
はんだ付けに勝るものはありません。
またある国内の大手企業様からのご依頼で、マイクロオーダーの抵抗値を計測する装置の
ケーブル類をはんだ付けする依頼相談もありました。
接触抵抗値が無視できない繊細な装置類には全てはんだ付け技術が必要なのです。
やはり、「ものつくり」には「はんだ付け」が欠かせない、日本が誇る技術なのです。
最近、この手のご相談をお受けすればするほどに、「はんだ付け」は必要不可欠な技術であり、
決して古い陳腐化した技術(むしろ進化し続けています)ではない事を確信いたします。
当協会ではこの様なご相談を常にお受けしておりますのでご連絡をお待ちしております。
また、滋賀以外に千葉幕張、大阪でも
随時はんだ付け講習検定を開催しておりますのでご参加頂ければ幸いです。
(ご都合の良い日、場所でお選びいただけます)
G.H.