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検定合格率最新情報・結果の傾向と対策

皆様こんにちは。
本日は 2020年12月のはんだ付け検定合格率 及び
累計合格率について報告をいたします。

☆2020年12月の合格率

受験級
 受験者数
 合格者数
 合格率
 1級
     6      3
 50.0%
 2級
    17     8
 47.1%
 3級
     10      7
 70.0%

 

☆累計結果:はんだ付け検定開始(2011年7月)~2020年12月の累計結果

受験級
 受験者数
 合格者数
 合格率
 1級
   619    448
 72.4%
 2級
   1404    950
 67.7%
 3級
     512      353
 68.9%

 

12月単月の結果にございます様に
このところ2級の合格率が低迷しております。

受講頂いている方からヒアリングをいたしておりますが
2級受講者の方には下記のような方が多い傾向がございます

・通常は共晶はんだを用いているが
今後鉛フリーにシフトするため2級を受験

・今まではんだ付け作業は業務になかったが
今度新しく開始する業務ではんだ付けが必要となった
ほぼ経験がないが鉛フリーを使用するため2級を受験

いずれの場合もかなり苦戦されています。
共晶はんだと比較し、鉛フリーはんだは濡れ性が悪く
ぼそぼそとしてフィレットの形成が思うようにできません。

検定を受けられた皆様にお届けしている「検定結果報告書」を見ておりますと
はんだの上がり不足」により正しい接合部が形成されていない不良が散見されましたので
ご紹介します。

 

はんだ上がり不足」の症例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講習中に説明しておりますが このランドは
グランドパターンのある大きな熱量を必要とするランドです。
大きなコテ先を使って十分な熱量を供給し、
はんだを少しづつ流し込む必要があります。

部品面側からフラックスを塗布し、
はんだ面側から4Cや3Cなどの平らな面でGNDパターンごと加熱すると、
修正できる可能性が高いです。

フラックスを塗布した場合は、上がり過ぎに注意です。(ご参考まで)

検定部材の部品別の作業注意点について
当協会の 検定専用ウェブサイトでも詳しく説明しております。

他にも受験者の皆様のお役に立つ情報が沢山ありますので
ぜひご覧ください。
検定専用ウェブサイトトップページ

 

その他まだまだ未半田箇所も見られます。
時間切れではなく、十分な時間があったにもかかわらず
未半田がある場合は 将来致命的なポカミスを見逃してしまう
可能性が大きいので こちらについても厳しい評価としています。

 

他には 講習を受講されてからしばらく時間が空けて受験される場合
筆記試験が不合格の場合や 作業方法を忘れてしまっておられる事がございます。

講習~検定の期間については 6ヵ月以内でお願いしておりますが
講習受講後はなるべく詰めて練習して頂き 早めに受験されることを
おすすめいたします。

 

 

 

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