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はんだ付けに光を!「やっぱりハンダゴテ、コテ先の選択は大事」

こんにちは、はんだ付け職人です。

最近、企業様へ訪問して、その企業様に合ったカスタム講習を行うことが
増えてきました。

例えば、コネクタにケーブルをはんだ付けしたり、アルミ基板にリード線をはんだ付けしたり、
基板から部品を取り外して、代替え品を実装するなどの講習です。

講習前には、事前に現在「課題となっている」はんだ付け対象物の部材を送っていただき、
我々で、最適な道具を選んで適正なはんだ付けが出来る手順を探って、
動画を作成します。

その上で、はんだ付け協会の教材の中から、適切なものを選んで、
「課題となっている」はんだ付け対象物に必要とされるスキルを学び、
実際に「課題とされる」部材をはんだ付けする内容でスケージュールを計画します。

多くのカスタム講習を行ってきた中で、課題を解決するには3つのパターンが
あることがわかってきました。

ひとつ目は、

① ハンダゴテ、コテ先の選択が悪くて絶対的にパワーが不足している。

これは、ほとんどの場合、昔からその企業様で使用しているハンダゴテとコテ先が
絶対不変のものとして使用されているケースです。

「昔からこのハンダゴテを使ってるから・・」
「会社には、このハンダゴテ(コテ先)しかないから・・」
「予算の関係で新しいハンダゴテを買ってもらえないから・・」
「作業標準にこのハンダゴテが指定されているから・・」

こういうケースは非常に多いです。
この場合、講習会に社長や管理職の方が立ち会っていただき、
ハイパワーのハンダゴテを一緒に体験して、そのはんだ付けの作業性や品質の違いを
目のあたりにすると、

「このハンダゴテを導入しよう!」と即決されることがほとんどです。

作業性のUPによるコスト削減と、品質不良によるクレームのリスクを考えると、
5~15万円くらいのハンダゴテの購入をためらう理由はありません。
(私はハンダゴテメーカーの回し者ではありません。いい道具は本当に良い仕事をします)

ハンダゴテは、年々進化していますので、いろいろなメーカーのものを
時々展示会やデモ機を借りるなどしてチェックするのがお薦めです。

長くなりましたので、続きは次回へ。
お役に立てば幸いです。
明るいはんだ付けを!

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