2019年5月23日(木) 滋賀の協会セミナールーム はんだ付け講習
おかげさまで本日も満席です。
今日は、京都府宇治市、大阪市、兵庫県姫路市、愛知県春日井市、岡崎市から
それぞれ遠方の企業の方が受講しにお越しいただきました。
一人だけ初心者の方がいらっしゃいますが、
他の方は、普段からはんだ付け作業に携わっておられます。
お仕事の内容としては、
1:部品がはんだ付け実装された基板の手直し
2:コネクタへのリード線はんだ付け
3:昔、共晶はんだを使って、リードタイプの挿入部品の実装をやっていた
4:週1回程度、製造工程でコネクタにケーブルをはんだ付けする
5:開発をやっていて基板も設計する中で、ちょくちょく自分でもはんだ付けする
6:開発をやっていて表面実装のSOPやQFPの交換などをやるが
なかなか上手くいかない
といった感じです。
お話をお聞きしていると、
「長年はんだ付けをやっているが、自己流なので本当に正しいはんだ付けをやっているのか?」
「出来ているのか? 良品なのか?」
という不安を感じていらっしゃるようで、
「一度正しい知識・技術を学んでみたかった」
という方は、まだまだ全国的に見て(世界的にも)非常に多いです。
明日は、皆さん、はんだ付け検定を受験されます。
試験があると思うと、eラーニングの視聴や
受講への取り組みも真剣なものとなります。
「安全で品質の良いはんだ付け作業を行える技能認定者である」
ことが証明されますので、自己啓発にもなりますし、
会社の財産にもなります。
世の中のはんだ付け職人の社会的地位を上げるためにも
さらに広く認知されていくように願っております。