外国人技能実習生 基礎2級対応講習(新潟県糸魚川市)
4月12日(金)、新潟県糸魚川市の企業様にて、
外国人技能実習生の基礎2級対応講習を開催いたしました。
今回、私(スタッフY)一人での講習ということで、
緊張・不安、楽しみな気持ちの中、今回の講習に挑みました。
前日の夜に、糸魚川市に到着したのですが
とにかく、寒かったです。・・・(気温6℃)
山は、雪景色でした。
※そりゃ寒いですよね・・・
余談はここまでにして、
外国人技能実習生 基礎2級対応講習ですが、
今回は中国人の方、3名の受講です。
※日本語は少し話せますという感じでした。
はんだ付けの専門的な言葉(熱量や、コテ先の酸化)、
この意味を伝えるのがとても苦労しました。
言葉ではうまく伝わらない。
実際にコテ先を酸化させてみて、これが「〇」、これが「✖」
といったように、伝えたい事を伝える難しさ、
実際に見て・感じてもらう事の大切さを身をもって体験しました。
※「〇」「✖」は世界共通なんだと再認識(笑)
講習の様子
注意点と、気を付けないといけない点を受講者の3名と私を含めた4人で、
確認しながら、1枚の基板を完成させました。
部品の極性、部品を入れる方向・向き、全員で確認して、
無事に1枚の基板が動いたときは、全員で喜びました。
ちょっとした、極性のクイズを出してみたり、
今回出した問題は、LEDを書いた絵を見せて、
「LEDは、リードが長いほうと短いほうがありますが、どちらが「+」でしょう?」
といった形で、楽しく覚えてもらえるように工夫することは、
私たち講師の役目だと感じました。
午後からは、確認を行いながら各個人に分かれて作業して頂きました。
午前中で、注意しないといけない点や、はんだ量・リードカットの長さなど
再確認を行って、1枚仕上げていただき、もう1枚は、自分の力で、
作業と確認を行っていただきました。
3人とも無事に3枚の基板を完成させることができ、
はんだ付け状態・作業時間ともに、問題ない結果となりました。
最後に、今回の講習はどうでしたか?と聞き、
「難しかったけど、楽しかった」
と言って頂けたことは、本当に嬉しかったです。
今回の講習を通して、
私自身も、上手く伝えるにはどうすればよいかを、
再認識させていただきました。
私自身、まだまだ未熟者ですが、
今後も、はんだ付けの正しい知識と楽しさを多くの人に、
わかって頂けるよう、精進して参ります。