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はんだ付けに光を!(2013.3.26)3/8の はんだ付け検定結果

こんにちは、はんだ付け職人です。

今日は、先日千葉の幕張「高度ポリテクセンター」で開催した
「はんだ付け検定」の結果報告です。

今回は、台湾からも講習と受験に来られ、
海外でもはんだ付けの教育に悩む方が多くいらっしゃることなど
いろいろお話を聞かせていただくことができました。

受講者は25名、受験者数は20名様でした。

それぞれ級別の受験者数と合格率は、

3級  受験者数2名  合格者数  2名  合格率100%
2級  受験者数11名  合格者数 7名  合格率63.6%
1級  受験者数7名   合格者数 4名  合格率57.1%
という結果でした。

筆記試験は全員の方が、合格点に達しておられました。

現在までの受験者総数272人での平均合格率は、
それぞれ、

3級  48名 77.1%
2級  168名 78.6%
1級  56名 78.6% ですから、

今回は1級、2級の合格率が少し低目の結果となりました。

前日の講習中にお話した感じでは、
どちらかというと講習に重きを置いて、
受験は、「力試し」的な感じで考えておられる方が、
多いようでしたので、その内容が反映されているようです。

また、普段「基板実装だけ」「ケーブルのはんだ付けだけ」といった
どちらかしか経験されていない方は、両方の教材を
時間内に仕上げるのは難しかったようです。

基板実装、ケーブルのどちらかしか
普段はんだ付けされない方は、受験前に
少し練習をしておかれたほうが良いと思います。

今回も時間切れで、教材を完成させることができなかった方が
多数居られました。

定められた時間内に、精度の高いはんだ付けを行うには、
ある程度経験を積んでいないと、普段の実力を
出すことができません。

事前講習だけで、1級、2級に挑戦されるのは
かなり難しいというのが現状です。

検定用の公式教材は、こちらで購入できますので、
受験前に一度試していただくと対策が練れるはずです。
https://handa-npo.com/study

特に、ケーブルはんだの経験がない方は、Dsubコネクタを
一度経験しておくことは重要です。

基板実装では、実際の製品さながらに
基板に放熱するパターンが設けてありますので、
1005、1608チップなどは、まったくはんだを溶かすことが
できない方が多数いらっしゃいます。

このあたりの攻略法が鍵になります。

では、明るいはんだ付けを!

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