サトーパーツ株式会社 新潟工場様にて出張はんだ付け講習会を開催
2025年11月7日、新潟県長岡市の電子部品メーカー「サトーパーツ株式会社 新潟工場」様にお伺いして、出張はんだ付け講習会を開催させて頂きました。
長岡市と言えば8月に開催される「長岡まつり大花火大会」が超有名ですが、長岡駅から河川敷の会場を橋で通り抜けた先にサトーパーツ新潟工場様があります。(冬は大雪でも有名です)

今回、その工場で中心的存在の生産技術の方々14名様にご参加頂きました。
サトーパーツ様は基板や回路機器に欠かせない端子や端子台と言ったものを戦後間もない頃から作り始めた先駆的部品メーカー様ですが、21世紀の電子機器では「はんだ付け技術」が欠かせないものと位置づけられ、今回の開催となりました。
端子の接続に関してはプロ中のプロの方々ですが、いざ「はんだ付け」となると「我流」となっていたとの事で、はんだ付けをしたものの、良し悪しの判断基準が定まらないといったお話も伺いました。
はんだ付け講習は「理論」で知識を得て「実践」で練習することで体が覚えます。
「我流」から確立した「理論」を経て「実践」できるように。。。(する事が講習会の使命です)
心配は無用でした。
ご参加頂いたほとんどの方は日ごろから作業や試作品作りで「はんだ付け」をされているとの事で、長年の経験の「我流」でやっていた手法と、今回の「理論」に基づいた正しい手法との違いに驚き、深く納得されているご様子でした。

特に印象的だったのは、今回の講習会を開催頂いたご担当者様も他の皆様と一緒に驚きを隠せないご様子で、「はんだ付けに対する認識が変わった」というお言葉を頂きました。
ここで、ご参加頂いた皆様からのお声の一部をご紹介いたします。
・日頃(はんだ付けに対して)疑問に感じていたことが解消できた
・はんだ付けする対象物を如何に温めることの重要性を認識した
・事前の対象物の固定が大切である理由(仕上がりの8割を占める)
などなど
理論的な学びと実践との融合がどれほど有意義なものであったかはその場の空気からヒシヒシと感じ取ることができましたました。
はんだ付け講習会がサトーパーツ様のさらなる高品質なものづくりに繋がることを心から願っております!サトーパーツ株式会社様、この度はまことにありがとうございました!
もし今、「はんだ付け」に関してお悩みの方がおられましたら是非、当協会にご相談下さい。
出張講習会のみならず、全国各地ではんだ付け講習・検定を開催しております。
もちろん今回のような出張講習会も行っておりますので最も適した方法をご提案させて頂きます。









はんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。