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2019年2月22日 ポリテクセンター関西  はんだ付け講習・検定

昨日(2月21日)、本日(2月22日)、大阪府摂津市にございます、

ポリテクセンター関西様にて
はんだ付け講習・検定を開催しております。

 

昨日に引き続き。本日の内容は

午前 微細部品のはんだ付け実習(1級課題)

午後 はんだ付け検定(1級.2級.3級) です。

 

今回、1級を受講されている方は、

普段からはんだ付け作業を行っている方から、

はんだ付けの検査を行っている方もいらっしゃいます。

 

1級では、1005サイズのチップ部品から、

QFPといった、肉眼では端子が見えない部品の

はんだ付けを行っていただきました。

 

皆さん、小さな部品に戸惑われていましたが、

講習が終わるころには、微細部品にも、

フィレットを形成することが出来るようになって頂けました。

 

 

今回、お話を聞いた方で、

「今まで我流ではんだ付けを行って来たので、

今回の講習で、基礎から学ぶことができ、認識を改めることができました。」と、

とても、有り難いお言葉をいただきました。

 

はんだ付け講習・検定を通じて、

正しいはんだ付けの知識・スキルを習得して頂く事が出来ます。

 

午後からは、はんだ付け検定です。

検定の内容といたしましては、

筆記試験と実技試験がございます。

 

筆記試験は、はんだ付けの基礎知識の確認、

実技試験は、はんだ付けのスキルの確認です。

 

実技試験の内容は、

講習の内容と同様で、

ラグ板、Dsubコネクタ、基板の3種類の実装を行います。

 

 

はんだ付け検定の実技試験は、時間配分がとても重要です。

時間内に、作業を完了させつつ、はんだ付けの品質を保たないといけません。

 

時間切れになる方が多く、時間制限が入りますと、気持ちも焦ってしまいます。

※私も、初めて1級を受験した際は、とても焦りました・・・スタッフY

 

「緊張しない様に!」というのは難しいですが、

焦らずに、検定に挑戦して頂きたいです。

 

今回の講習では、

基板の損傷や、レジストの剥がれはとても多かったです。

私も、初めの頃は、はんだが融けないと、コテに力を入れていました。・・・スタッフY

 

コテに力を入れても、はんだが早く融ける訳ではございません。

はんだ付けに一番重要なのは、熱量です。

母材(はんだ付け部分)を250℃にすることが、一番重要です。

 

コテ先に力が入りますと、基板の損傷や、レジストの剥がれ等、

不良が発生しやすくなります。

 

はんだが融けにくいと感じましたら、

コテ先の酸化と、コテの当て方に注目して下さい。

融けにくい症状が改善されると思います。

 

今後のはんだ付け作業では、コテの当て方、酸化に注意して、

はんだ付け作業に取り組んで頂ければと思います。

 

 

 

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