NPO 日本はんだ付け協会 > 大阪にて、微細部品の講習・はんだ付け検定 開始しました。

大阪にて、微細部品の講習・はんだ付け検定 開始しました。

前日に引き続き、

大阪府摂津市 ポリテクセンター関西 公開はんだ付け講習・検定が始まりました。

 

本日は、午前中に、1級の課題である、微細部品のはんだ付け講習

午後は、はんだ付け検定です。

 

微細部品はんだ付け講習では、

1005チップ部品の取り付け、QFP部品の取り付けなど、

肉眼では、はんだ付けが難しい部品の実装の講習です。

 

※講習の様子

 

今回の大阪では、3名の方が、1級の講習を受講されています。

個人の方、企業の方、大学生の方が、受講されています。

 

はんだ付け作業を手馴れている方が多く、

顕微鏡を覗きながらはんだ付けする作業に初めて挑戦される中、

綺麗なフィレットが形成されたはんだ付けをされていました。

 

午後からは、はんだ付け検定です。

業務ではんだ付け作業をしている方、

昨日の講習で初めてはんだ付けをされた方、

再受講をして、はんだ付けの知識と、方法を再確認し、

はんだ付け検定に臨む方もおられます。

 

※はんだ付け検定の様子

実技検定で大切なことは、

時間配分と致命的なはんだ付けミスを見落とさないことです。

 

肉眼では、発見し難い未はんだや、はんだのなじみ不足などを、

顕微鏡で確認することで、発見し修正することが大切です。

 

講習と違い、時間制限が加わると、難易度がすごく高くなります。

※私も始めて1級の検定を受けたときは時間がギリギリでした。 スタッフY

 

「部品に対して、どのコテ先を使用して、

どの太さの糸はんだを供給すれば上手くいくのか?」

といった内容も実技検定では重要な要素です。

 

はんだ付けの方法も大切なのですが、

方法だけでなく、道具選びもはんだ付けには重要なスキルになります。

 

昨日の講習から本日の検定で学んで頂いたことを踏まえて、

今後のはんだ付け作業に取り組んでいただければと思います。

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