三重県松阪市での講習会(FPCのはんだ付け)
こんにちは、はんだ付け職人です。
先日の三重県松阪市の企業様での講習会の様子です。
この企業様では、今後FPCへ細いリード線をはんだ付けする必要があるということで
各製造グループの主要なメンバー様を集めて受講されました。
テストサンプルの様子からすると、表面実装部品に近いはんだ付け方法が適していると
思われましたので、表面実装部品の実装を学んでいただき、
実体顕微鏡でのはんだ付けができるように、徐々に部品を小さくして慣れていただきました。
また、コテ先が酸化していない状態と酸化した状態の違いや、その見極め方、
こて先の形状の使い分け、どこから熱を伝えると良いのか?
溶融はんだをどうやって250℃にコントロールするのか?
といった基本をまなんでいただきました。
今後は、オーバーヒートや熱不足、はんだ量の過不足について簡単に〇×判断が
出来るようになられたはずです。
実体顕微鏡を使ってはんだ付けをするようになると、
はんだが挙動する様子が見えますので、熱の伝わる様子がわかります。
はんだ付けのスキルが2段階くらい一気にUPします。
※おまけ
松阪といえば、松阪牛ですが、
海も近いので、非常に魚が美味いです。
(写真は夕飯の突き出し)
いいところです。