工場や学校でのはんだ付け教育に役立つ
日本初の「はんだ付け 貼る教科書」発売開始
~貼るだけで、ひと目でわかる「良いはんだ付け」「悪いはんだ付け」~
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NPO法人 日本はんだ付け協会(所在地:滋賀県東近江市 理事長:野瀬 昌治、
以下、日本はんだ付け協会)は、このたび、工場や学校でのはんだ付け教育を支援
する目的で、日本初の「はんだ付け 貼る教科書」を販売いたします。
NPO日本はんだ付け協会は、2011年7月よりはんだ付け検定を開始しました。
全国ではんだ付けの講習会を開催すると共に、中小企業が自社でのはんだ付け
教育ができるように、はんだ付け教育のための教材を開発、提供してきました。
しかし、実際に検定の受験・受講者や中小製造業に意見を求めると、学校や
自社で生徒や社員にはんだ付け教育を実施するためには、その手本となる
「良いはんだ付け」の見本、逆に「こんなはんだ付けはだめだよ」と言える
「悪いはんだ付け」の見本を簡単に見せることはできないか?との要望が
多く寄せられました。
特に工場内では、作業をしながら学べる、新しい教育方法の開発が必要な状況です。
そこで、NPO日本はんだ付け協会では、代表的な電子部品に使用される
5種類のはんだ付け(はんだ付け検定に対応)に絞って、「良いはんだ付け」
「悪いはんだ付け」が、貼るだけで、ひと目でわかる「貼る教科書」を製作、
販売を開始いたしました。
「貼る教科書」を掲示することにより、工場で作業をしながら正しい
はんだ付けを学べるだけでなく、今まで手本を示せなかった、学校や
中小企業の教育現場で、勘違いや錯覚を起こすことの多いはんだ付けの
教育がより簡単に行うことが可能になります。
また、中小の製造業が大企業に頼らずに、自社で専門技術を持つ人材を
育成し、独自にモノづくり体制を確立し自立してくれることを願っています。