はんだ付け講習・検定 受講者の声
今日は、以前に当協会で講習を受講されて はんだ付け検定1級の認定を受け、さらに検査員の認定を取得された
シャープ株式会社の吉田様より、うれしいメールをいただきましたので、 ご紹介させていただきます。
(掲載許可を頂いております)
以下送って頂いたメールになります。 講習内容を様々な用途にご活用して頂いています。
今回は、趣味を兼て、はんだ付けで部品交換や修正をしている内容を 紹介させていただこうと思います。 実際、こんな風に活用してます
┃はんだ付けの修正
主に趣味で購入する自動車用電子機器のはんだの確認と修正をしたりしてます。
① はんだ過多(イモはんだ)の修正 [ SMT部品]
② はんだタッチの修正 [ SMT部品 ]
海外(アジア中心)で生産されている基板のはんだ付けレベルは、現状でも品質が安定していないものも多くあり 腕を鍛えるのによい練習になるので、今後も続けていきたいと思います。 過去には、はんだ付け技能が優れ 「 匠 」 と称される社員がいて、僕もはんだの修正を依頼してました。 いつかは追いつけると信じて練習を重ね、はんだ付け検定を受験し、技能の向上を図ってきました。 今では、「 匠 」のはんだ付けに一歩づつ近づいてきてる?・・・・と思って、いつも作業してます。
③ はんだ弾きの修正 [ DIP部品 ]
④ はんだ過多(イモはんだ)の修正 [ DIP部品 ]
⑤ はんだ弾きとはんだ過多(イモはんだ)の修正 [ DIP部品 ]
はんだ付け検定1級とはんだ検査員の認定を 取得した事で、これからも多くのはんだ付け修理を 経験し、更に技能の向上
と社内で正しいはんだ付け知識の普及に努めていけたらと思います。
吉田様、ありがとうございます。
吉田様の更なる技術向上と
正しいはんだ付け知識の普及を応援しております。
近年、生産の海外化が標準となりつつある中、国内では、大手企業内ではんだ付けを行っていた工場の縮小
人員の削減や定年退職により正確なはんだ付けや検査ができる職人が減少しています。
はんだ付け技術の衰退は、日本のものつくり力の低下を招きかねません。
当協会は はんだ付けに対する誤解や錯覚を解消し、はんだ付けが誇るべき技術として広く世の中に認知されるための 活動にさらに努めてまいりたい所存です。