NPO 日本はんだ付け協会 > 2021年 > 4月 > 19日 > 熱の逃げと熱量の関係(大阪府守口市での講習会)

熱の逃げと熱量の関係(大阪府守口市での講習会)

大阪府守口市の企業様で講習会を行ってきました。

長年はんだ付けはやってこられていますが、
一度もはんだ付けの基礎知識などの講習は受けたことがないとのことで、
過去に不具合が発生したこともあり、一度自社のはんだ付けが本当に正しいのかどうか
受講して確かめたいとのことでした。

動画による講習

講習の前に、現在のはんだ付け状態と、不具合品の確認を行ったところ、
母材そのものには、たいした熱量は必要ないものの、
組上げた状態ではんだ付けを行うと、熱伝導で大きく熱が逃げる構造になっているため、
絶対的な熱量が不足していることがわかりました。

このため、講習では同じ母材でも、木材の上で断熱された状態ではんだ付けするのと、
金属版の上で熱が逃げやすい状態ではんだ付けする・・という
2つの異なる条件下で同じ母材をはんだ付けしていただき、
その違いを体感していただきました。

その上で、
1:コテ先が酸化していなければ340℃程度でも鉛フリーはんだは簡単に融ける
2:適切なはんだ量
3:フラックスが活性化している時間内に作業を完了させる必要性
4:熱不足、オーバーヒート、濡れ不足、はんだ量過多、過少のを見分ける目
5:顕微鏡で観ることの重要性
6:道具の重要性

特にコテ先を交換するだけで、大きく条件の異なるはんだ付けに
対処できることを知っていただける良い機会になりました。
(今までは1種類のこて先で、すべて対応されていました)

実技講習の様子

講習を終えた皆さんの感想です。

・はんだ付けの順番が今までのやり方と逆だったので、これからは正しくご指導いただいた
通りにやっていきます。熱の伝わり方や道具の大事さを学び、これからも活かしていきたいです。
本日はどうもありがとうございました。

・わかりやすかった。楽しかった。

・とても分かりやすかった。これからの仕事に頑張れそうです。
機械の使い分け、今までの古い型で慣れてたので
新しい機器への期待も沸いてきました。
本当にありがとうございました。

・ていねいに教えていただきありがとうございました。
今までのやり方がぜんぜんちがう事がわかりました。
大変勉強になりました。ありがとうございます。

・今までのはんだで納得していない所の解消ができたことが一番でした。
ビデオ-実践で分かりやすく、1人1人見ていただいたことも嬉しかった。
これからの仕事に活かせそうです。
本当にありがとうございました。

皆様、ありがとうございました。
たいへん励みになるお言葉をいただき感謝です。

 

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