NPO 日本はんだ付け協会 > , , , , , , , , , > はんだ付け検定1級「微細部品」はんだ付け講習(午前)/はんだ付け検定

はんだ付け検定1級「微細部品」はんだ付け講習(午前)/はんだ付け検定

2026年1月30日

本日は午前中、はんだ付け検定1級に向けた「微細な電子部品のはんだ付け」に
特化した講習を実施いたしました。


微細部品の作業は、細いコテ先を使用すると考えている方が多いと思いますが、
基板の回路パターンによっては、大きな熱量を必要とするところもあり、
微細な部品なのに大きなコテ先を必要とするはんだ付けも珍しくありません。

また意外なのが「力の抜き加減」です。
力の抜き加減が微細部品実装の80%を占めると言っても過言ではありません。

微細部品はんだ付けで重視したポイント
講習では、結果を安定させるために、以下の点を重点的に取り上げました。

☆観察環境の整備(拡大観察できる環境・照明・実体顕微鏡)

☆コテ先の選定 (酸化・濡れ性・形状の確認)
 同じQFPでも「これでなくてはならない」ということはなく、

 例えばD型、C型の太いもの、細いものでも、はんだ付け部分に約250℃の温度条件を
 作り出せるものならいろいろな形状のコテ先ではんだ付けすることが出来ます。

☆フラックスの適量管理と使い分け
 フラックスを使用すると楽にはんだ付けされるため、つい多量に使用しがちですが、
 多く塗布しすぎると、フラックス蒸発時に気化熱を奪われて、はんだ付け部の
 温度が上昇しないことがあります。

本番で崩れる要因:焦りと緊張

実技試験を想定した練習では、普段できている動作が崩れることもあります。
昨日は、練習で上手く出来ていた人も焦りと緊張で思ったようにうまくいかないと嘆く人もいます。
微細作業ほど「いつも通り」を維持する力が重要です。
講習では、作業を速めることよりも、手順の再現性を崩さないための進め方を確認しました。

☆受講者アンケートより(講習後のご感想)

昨日の講習後にいただいたアンケートでは、説明の分かりやすさや指導の丁寧さについて、
多くのお声をいただきました。以下、一部をご紹介いたします。

「丁寧でわかりやすくありがとうございました」

「分かりやすい。時間が過ぎるのが早く感じる講習でした」

「丁寧に出来ていること、出来ていないことを教えていただけてとても分かりやすかったです」

「ていねいな説明、具体的な説明わかりやすかったです」

「今まで電線を端子にハンダ付の経験はありますが、(基板に)チップの部品をハンダ付することはなかったのでいい経験になりました」

「楽しくはんだ付けを学べた。次は1級など、より深く知りたいと思いました」

「説明がとても分かりやすかったです」

また一方で、時間配分に関する貴重なご指摘もいただいております。

「丁寧な教え方で非常にためになったが、時間の都合上仕方がないとはいえ、
 コネクタなど時間が足りないものがあったため、星4つの回答とさせていただきたい」

限られた時間の中で、扱う項目の優先順位と到達目標を明確にしつつ進行しておりますが、
今後は「時間が不足しやすい題材(例:コネクタ類)」について、
事前案内や補足資料、復習手順の提示など、学習効果を落とさない工夫を強化してまいります。

まとめ

微細部品のはんだ付けは、器用さだけでなく、段取り・条件設定・手順遵守によって結果が大きく変わります。
講習では、良否の判断基準を共有し、受講者ご自身が「できている点/改善すべき点」を把握できるよう、
具体的なフィードバックを重視しました。
いただいたアンケートの声を今後の講習改善にも活かし、
より実務と試験の両面で役立つ内容に磨き上げてまいります。

滋賀の協会セミナールームの講習開催日には短時間ではございますが 
自社の部材をお持ち頂き 不具合の対策など お悩み相談をお受けしています


講師陣は ハンダゴテや周辺機器の展示会などで様々なツールの情報を収集しております。
部材に適した道具のアドバイスもさせて頂いておりますので
お気軽にお申し込みください。

「はんだ付け」に関してお悩みの方がおられましたら是非、当協会にご相談下さい
出張講習会のみならず、全国各地ではんだ付け講習・検定を開催しております。
もちろん今回のような出張講習会も行っておりますので最も適した方法をご提案させて頂きます。

記事検索

よくある質問検索

はんだ付けアートはんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。


TOP