今日から使える技術が身につく——4社10名のはんだ付け講習記(滋賀協会
こんにちは、はんだ付け職人です。
昨日・今日と連日にわたり開催した はんだ付け講習・検定 には、
電気関係・電子製造業を中心に 4社10名 の皆さまにご参加いただきました。
現場で求められる実践力を磨きたい——
そんな熱い思いを持った受講者の声を、いくつかご紹介します。

💡 受講者の声と具体的な学び
★ 表面実装(SMD)のリペア技術が大きく前進
「表面実装のチップ・フォトカプラ・SOPの交換やリペア」を担当されている企業様は、客先での不良発生をきっかけに受講されました。
「電子機器2級では対応できない技術を、皆でしっかり学ぼう」
ということで参加されたとのこと。
SOPの取り付けについては、
「これまで1Cのコテ先で1ピンずつ付けていたが、今日習った方法はとても面白い。早速活用したい」
と、新しい技術に手応えを感じていただけました。
当協会では、特殊技能者だけが扱える“職人技”ではなく、
誰でも現場で再現できる汎用性の高い技術 を体験いただけるよう工夫しています。

★ 実習生指導にも直結!後輩育成のための受講
3年目の更新で受講された方からは、
「今年は30人ほど実習生がいて、毎日のようにはんだ付けを教えている。今回も非常に役に立った」
との声をいただきました。
今回は「後輩が講習を受けるので、ついでに自分も」と、
ご自身の更新と指導力アップ の両方を兼ねての参加だったそうです。
★ 基板以外の作業にも応用可能な“考え方”を習得
「基板作業は少しだけで、メインはケーブルのはんだ付け」という方や、
「実務ではFPC(ひずみゲージ)が主流で、基板はほとんど触らない」という方も参加されました。
講習では、
“どんな考えでコテ先を当てるのか?”
という基礎原理をしっかり解説した上で実技へ。
一人ひとりの手元を確認しながら、丁寧にフィードバックして進めていきます。

★ そのほか、参加者の声
- D-subコネクタやICのはんだ付け時のコテ先の当て方が勉強になった。
- その場ですぐ出来栄えを確認してもらえるのが良かった。
- フィードバックがあるので理解が深まる。
- 動画マニュアルがとてもわかりやすかった。
- 実技指導もしていただけて、現場にすぐ活かせる内容だった。
- 社内に“しっかりしたはんだ付け講習”が無いので、じっくり見てもらえて安心した。
- 和やかな雰囲気で話してもらえたので、緊張せずに受講できた。
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はんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。