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はんだ付け検定開催中(ポリテク関西)

昨日に引き続き、今日は1級の講習会続きと、はんだ付け検定を開催しております。
12社15名の企業の方と、4名の個人様が受験されております。

4名の方も企業に所属されていますが、自主的に受講・受験されている
向上意識の高い方たちです。

今日の1級講習の後編では、QFPや1005,1608チップの実装を習得していただきました。
実体顕微鏡で観なければ見えないような小さな部品ですが、
一般の方が普通に考えると、針のような細いコテ先を使用して実装するのだと思いがちです。

しかし、実際には3C型や2,4D、3.2Dなどの太いコテ先を使用して
いかにはんだ付け部に250℃の温度条件とフラックスが働く環境を作るかが
カギを握ります。

実は、ある程度の熱容量が確保できるコテ先であれば、どんな形状のコテ先でも
QFPや1005,1608チップの実装は可能です。
答えは何通りもあるわけです。

基板の基材や銅パターンからどのように熱が逃げるのかを観察して、
それらを考慮してコテ先の当て方、動かし方を考えることが出来れば
簡単に実装することができます。

はんだ付け協会の講習会では、ある部品に対して
単に「このコテ先を使いましょう」「糸はんだはコレを使いましょう」
「コテ先はココに当てましょう」といった教え方はしておりません。

検定に受かるためだけの講習ではなく、はんだ付けの基本的な知識と技術を学んでいただき
将来的に役に立ち、応用できる力を身に着けるための講習を心がけています。

大阪では 12月、2026年2月にも開催予定です。残席もまだございます。
詳しくは検定・講習カレンダーをご参照ください。

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はんだ付けアートはんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。


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