こんにちは、はんだ付け職人です
遅くなりましたが、今日は先日6/20,21に開催した静岡市の
「ポリテクセンター静岡」で開催した「はんだ付け検定」の結果報告です。
今回、静岡での講習で感じたのは
「皆さん明るくはんだ付けをされている」ということでした。
土地柄なのでしょうか?冗談も飛び交ってリラックスムードでした。
(うれしかったです)
受講者は27名、受験者数は22名様でした。
それぞれ級別の受験者数と合格率は、
3級 受験者数1名 合格者数 1名 合格率100%
2級 受験者数14名 合格者数 11名 合格率78.5%
1級 受験者数3名 合格者数 3名 合格率100%
再受験 受験者数4名 合格者数 3名 合格率75.1%
平均合格率 81.8%
という結果でした。
2013年3月までの累積合格率77%程度と比較すると、良い結果ですね。
今回の講習は、今までにいただいたアンケートの結果を踏まえて、
座学での講習時間を縮めて、その分の時間を実習に振り分けました。
結果的には、それが功を奏したようで、
今までの講習に比較すると、実技講習に余裕があり、
明るい雰囲気の中、講習を進めることができました。
検定でも時間切れになる方が少なく、ルーペや実体顕微鏡での
チェックを行う余裕のある方がほとんどでした。
・・・これ、重要です。肉眼では見えない致命傷が隠れていることがあります。
尚、検定の筆記・実技の制限時間は変更しておりません。
次回からの講習も、実技講習に時間を取る形で
進めさせていただこうと考えています。
(タイムスケジュールに反映しました)
検定開始より本年6月中までの受験者総数324名の累積合格率は、
それぞれ、
3級 受験者数57名 合格率77.1%
2級 受験者数200名 合格率80.0%
1級 受験者数67名 合格率80.6% でした。
しかしながら、実技について ある程度の経験がおありでない場合、
前日の講習だけで定められた時間内に
精度の高い1級2級のはんだ付けを行うのは
かなり難しいというのが現状です。
検定用の公式教材は、こちらで購入できますので、
受験前に一度試していただくと対策が練れるはずです。
特に、ケーブルはんだの経験がない方は、Dsubコネクタを
一度経験しておくことは重要です。
基板実装では、実際の製品さながらに
基板に放熱するパターンが設けてありますので、
1005、1608チップなどは、まったくはんだを溶かすことが
できない方が多数いらっしゃいます。
このあたりの攻略法が鍵になります。
※次回、講習・検定の開催予定日です。
開催地:千葉県千葉市 幕張の高度ポリテクセンター
2013年9月5日(木) 9:00~17:30(はんだ付け講習)
6日(金) 9:00~12:35(はんだ付け検定)
☆残席わずかです
講習のみ受講、検定だけ受験も可能です。
開催地:大阪府摂津市 ポリテクセンター関西
2013 年11 月5 日(火) 9:00~17:30(はんだ付け講習)
6 日(水) 9:00~12:40(はんだ付け検定)
のスケジュールで開催予定です。
では 明るいはんだ付けを!