茨城県常陸大宮市にて出張講習
2017年3月18日 茨城県の常陸大宮市で、はんだ付けの出張講習を行なってきました。
講習に求められたのは、
1:はんだ付けの基本作業の再確認
2:さまざまな製品へのはんだ付けの方法が正しいかどうかの確認
3:FPC基板へのケーブルはんだ付け
4:リード線同士のカラゲはんだ付け
5:端子への引っかけカラゲはんだ付け
などです。
はんだは、鉛フリーはんだをお使いで
はんだ付けの経験は、1年未満(2名)、1~3年(1名)、5~10年(3名)
10年以上(6名)という構成でした。
まず、どんなものをはんだ付けするにしても基礎知識は欠かせません。
はんだ付けの基礎知識と、鉛フリーはんだについて講習を行ないました。
その後の、実技講習では、はんだ付け検定に使用する教材の他、
実際に仕事ではんだ付けされている製品のはんだ付けの改善点について
アドバイスさせていただきました。
ハンダゴテのパワーが、仕事の内容に対して、かなり不足していると感じましたので、
お勧めのハンダゴテの他、推奨コテ先などについてもお話させていただきました。
こうした講習を実施することで、受講された企業さんの、技術レベルは
確実に上がるのですが、客先の技術レベルがそのままですと
せっかく改善しようとしても承認されないことがあります。
日本全体の技術レベルを上げていかないと、
なかなか、改善していくことが出来ないのがジレンマです。
※山方宿、いいところでした。