はんだ付け講習 事例
昨年度に引き続き 今年度もオプテックス株式会社様に貸切講習をご利用いただきました。
・新入社員の皆様
・既存社員の皆様
と別々の日程で受講され、ご感想を頂きましたので
紹介させて頂きます
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★新入社員の皆様のご感想
・難しいはんだ付けは初めてだったので、作業に時間がかかって追いつくのに必死でしたが、正しいはんだ付けの技能を学ぶことができました。ありがとうございました。
・チップサイズのはんだ付けなどうまくできるようになるものかと考えていましたが、はんだの特性ややり方を工夫することで少しできそうな気持ちになれましたので、本講習を受講できて大変満足しました。
・まだまだはんだ付けに関する知識が浅かったので、コテ先のことやはんだが溶ける温度のことなどを、実際に経験できたのが非常に有意義だった。また、表面実装部品も今まで扱ったことがなかったので、経験できてよかった。
はんだ付けした基板を、すぐに評価してアドバイスしてくださったのも大変有難かったです。
わかりやすいご指導、ありがとうございました。
・講習に参加させていただいて、eラーニングが非常にわかりやすく良かったと感じました。
ただ、もう少し動画が短くなればいいかなと感じました。
eラーニングだけでは身につかない技術の部分は、会場で作成したものにアドバイスをいただきながら
進めることで非常に良かったと感じました。また、丁寧な指導に感謝しています。
★既存社員の皆様
・道具選定やフラックスの使用等今まで重要視していなかった点がはんだ付けの肝であることを実感することができました。今までチップ部品を実装した際にフィレットができなかったのは、はんだの線径が太かった点や、フラックスの量が足りなかった点であることが分かりスッキリしました。
今までは、その修正に時間を費やしていたので品質向上・工数削減につながるとても良い研修だったと思います。また2人体制でしっかりとはんだ付けの状態に関する指導をしていただけたので、疑問点を残すことなく終わることができました。ありがとうございました。
・はんだ付けを行う際には、しっかり道具を準備して実施することが重要であることとこれまではんだ付けを自己流で行っていたため、部品ごとにはんだ付けを行うことの手順があることを知れて大変ためになりました。
・中学生の頃、技術家庭ではんだ付け習ったのが一番最初に「はんだ付け」について教えてもらったという記憶です。その頃から、はんだ付けする物に対して、フラックスを塗るという事は聞いていたはず。しかし、糸はんだを使う場合はフラックスが入っているので、不要と考えていましたが、SMD ICのpinにフラックスを塗ってキレイにはんだが伸びていくのには、感動的でした。
・eラーニングのビデオは章ごとに分かれていると見やすい。全部を一気に見られる時間が取りづらい。また、話し方がゆっくりでわかりやすいが、知っている部分や簡単な内容は速く進めたいため、再生速度が可変になると良い。
→協会より:チャプター毎に、また再生速度を変えてのご視聴について 以前利用しております動画配信システムでは可能でしたが昨年システムを変更後 できなくなっております。改善を検討して参ります。
・今まで自身で行っていた手半田の半田量は多すぎであったことには驚いた。はんだ付けには道具の選定ははんだ付けを行う環境が重要であると感じた。
・はんだ付けは使用する機材や材料、それらを的確に選ぶことができてこその技能・手技だと実感しました。逆に道具・材料の選択には技術的な要素が強く出ると感じます。一つずつの道具・材料は知っているものばかりでしたが、正直な所それほど意識しておらず、今思うと着目が足りなかったと感じております。今後は道具の選択から技能向上につなげると言う観点ではんだ付けに関わっていきたいと感じております。ご指導ありがとうございました。
・はんだ付けは普段から行っていたが、基礎を学んだことがなかったので、感覚でおこなっていたことが整理できて非常に有益だった。
・Eラーニングで鉛フリーはんだについて説明していた部分で、鉛フリーはんだの方がコテ先が酸化しやすいと説明がありましたが、これは、鉛フリーはんだの融点が高いためですか?それとも鉛フリーはんだの材質によるものなのでしょうか?
→協会より:鉛には酸化を防ぐ効果がございますが鉛フリーはんだには 鉛が入っていないため酸化しやすいです。
・基本的なはんだ付けにおける必要なはんだ量を勘違いして普段はんだ付けしていたことがよく分かりました。また、ピン数の多いICへのはんだ付けも普段ピンに直接小手を当てるような付け方をしていたので改善していこうと思いました。
実習で見た目と感覚をつかめたので今後のはんだ付け業務に生かしていきます。まだ自身のはんだ付け用の道具を持っていないので、購入する際は教えていただいた内容も踏まえて検討したいと思います。
★皆様 貴重なお声を頂戴しありがとうございました。
新入社員の皆様には 事前の座学を通して 実際の作業方法についての理解が深まる事や作業後すぐにフィードバックすることで 正しい作業方法を学んでいただけたかと思います。既存社員の皆様は実務に伴う疑問や課題を持って参加頂き、概ね解決頂けたかと思います。具体的な業務を通してのご質問も多くいただき、当協会にとりましても大変参考になりました。受講頂きありがとうございました。
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はんだ付け講習 事例
オプテックス株式会社様の場合
Q.
受講しようと思われた理由は何ですか?
A.はんだ付けの基礎を新入社員に学ばせたかったから
普段は社内で講習しておりますが今回は受講希望者が多く手に負えないので参加させてもらいました。
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Q.今回の講習で上記の問題は解決しましたか?
A.解決した。
Q.今後のご利用について、どうお考えですか?
A.新入社員が入社したタイミングなど定期的に利用したい。
今回受講していない他の社員にも受講させたい。
業務上新たに講習が必要と感じたらまた利用しようと考えている。
Q.その他ご感想をお聞かせください。
A.今回は、新入社員6名で講習をお願いしたところ、6名以上で貸切とのお話を頂きましたので、かねてより社内ではんだ付け講習を予定していた社員も相乗りさせて頂くことが出来ました。
実は、予約後にさらにもう一人希望者が出てきましたので、近いうちに受講してもらおうと思っています。
講習のペースも適切だったと思います。
私が社内講習をしたときは、昼からDVDを見てもらって、その後の講習に2時間程度しかとれませんでしたので、技能の基礎を十分に身に着けられないまま、時間切れ状態でした。
結局技能は はんだごてを持ってる時間に比例しますので、1日外部講習に出かけるのが一番いい方法だと思いました。
近年、チップ抵抗など小型化の波が押し寄せ、顕微鏡が無ければはんだ付けできないものが増えてきました。開発部隊もとても難儀しております。製造部隊も修理が発生した時に
難儀することでしょう。こんなときにこそ、はんだ付けの本質を理解し、きちっと技能を身に着けておかなければと危惧しております。
貴社のお力添えとともに、ますますの社会の発展に寄与できたらうれしい限りです。
・実際の受講者の方からのフィードバック
●良かった点
・丁寧に説明して下さること。
・リアルタイムでアドバイスしていただけること。
・講師の方が常にチェックして下さり、不安がなかった。
・ハンダ付けを全くしたことがない自分でも、ある程度の知識と技能を身に着けることができた。
・実技の時間が十分にあり、チェックをしっかりしてもらえたこと。
・質問もしやすかったです。
・各受講者に対する設備が十分であったこと。
・ダイオードブリッジといった特殊なコテの当て方が必要なものも丁寧に教えてくれた。
・ペン型のコテ先はほとんど使わないなどといった、今までの自分が知っているはんだ付けの知識の多くは間違っているとわかった。
・eラーニングはわかりやすかった。
・良いはんだ付け例、悪いはんだ付け例の説明が多く、正解がわかりやすかった。
・動画と模型を用いて説明していただけたのでポイントがつかみやすかった。
・私は電気電子専攻だったのですが、今回の講習のようにはんだ付けについて、詳しく教わることがありませんでした。
いつか、はんだ付けについて詳しく教わりたいという気持ちがありました。
そのため、とてもわくわくした気持ちで臨ませていただきました。実際、講習を受けたところ、期待以上に様々なことを教えていただき、沢山の種類の電子部品を扱うこともできました。
とても満足したと同時に、もっとはんだ付けが上手くなりたいと感じました。また、趣味でエレキギターをやっているので、アンプやエフェクターなど自作、改造してはんだ付けの技術レベルを趣味も利用して上げていきたいと思います。今回はありがとうございました。
・端子に応じて熱容量が違うなどの基板のパターンを読む練習があった。
●悪かった点
特になし。
・悪かった点が無かった。
・各はんだ付け工程のビデオが少し冗長だったように思える。(はんだ付け方法に多くの失敗例の紹介があり、いざ実装となると方法について少し忘れてしまう。)
・講師の方によって、若干コメントが違ったので、どっち!?となりました。
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はんだ付け検定 事例
吉田貴裕さんの場合
Q.
はんだ付けに興味を持ったのは何時ごろですか?もともと興味があったんでしょうか?
A.そうですね。昔、中学の技術の時間ではんだ付けの教材・・タッチセンサー付きのライトを作ったことがあったんですが、こんなものを自分でも作れるんだな・・という喜び、楽しみを感じたのをよく覚えています。今回、検定が始まることを知って、もう一度やってみようという気になりました。
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Q.はんだ付け検定の存在を知ったときの第一印象はどうでしたか?
A.はんだ付けにも腕・・というかテクニックがあるんやなあ・・と思いました。
Q.他の検定と比べましたか?他の検定は受けられましたか?
A.銀行などの金融機関では、FPや財務、税務、法務などの銀行業務検定というものがあって、これらを取得していきます。資格というものは、持っていると他の人に自分の能力をわかってもらえる証となるので良いと思います。これらとは、関係はありませんが、いったい自分がどの程度できるのか試したいと思いました。
Q.はんだ付け検定を受けてみようと思った理由を教えてください。
A.御社のHPを見た時に、多くの電気製品やパソコンの修理をされているのを見ました。「こういうところが原因で故障しているんだな」と始めて知りました。今まで、何度もパソコンなどが壊れることがありましたが、何も原因がわからないまま電気屋さんにすべて任せていました。それが、とても歯がゆく、全然わけがわからないものを使っている自分が気に入らないということもあって、少しでも自分で触れるところはないか?修理できることはないか?と思いはんだ付けの技術を身につけたいと思いました。
Q.はんだ付け検定を受けてみた感想は?
A.はんだ付けは昔、中学の時にやったことがあるのでイメージは持っていましたが、今思い出してみるとものすごく大雑把というか、いい加減なものでしたね。
実際、検定を受けるために勉強してみて、当時のやり方は違っていたな・・と。
今では、自分ではんだ付けしたものを見るとキレイだし、いかにも素材の特徴、特性を活かして扱えているんだなと思えます。
せっかく、技術の時間などに全国の学校でもはんだ付けを習う機会があるんですから、最初にキチンとそういう基本的な技術を身に付けることができたら、将来それぞれがいろいろな道を進まれる際に、もっと役に立つんではないかな?と思いますね。
Q.はんだ付け検定を受ける前にどのくらい勉強されましたか?
A.正直・・1週間ですね。仕事から帰ってから寝るまでの時間を使って赤い色のDVDを2回と、黄色の実技編のDVDを2回観ました。
正直1回目は、観るだけで、2回目は聴きながら・・という形だったんですが、意外に聴くだけでも頭に知識として残ってるんだな・・と筆記試験を受けてみて思いました。
聴くだけでも非常にためになりましたね。
黄色の実技編のDVDは2回目は作業をやりながら一時停止をして少しづつ観ました。
Q.はんだ付け検定の良いところを3つ、悪いところを3つ教えてください。
A.自分が技術を習得してていることが、公にできるということですね。
それが、自分の励みにもなりますし、資格を収集するというか、資格マニア的な部分でそそられるところもありますね。
また、赤、緑、黄色のDVDが段階的に分かれていることもあって次はコレ、次はコレ・・という風に、自分で順序だてて
段階的に進めることができる・・というところが良かったですね。
Q.はんだ付け検定に合格されましたが、今後どう活用されますか?
A.自宅で一度、電子工作キットなんかを買って作ってみたいですね。
さっきの話の続きでタッチセンサー付きライトですが、いまだに使っていて、ふと「自分で作ったんだな・・」と思うことがよくあります。
身の回りのもので、日常よくよく使えるものを作ってみたいです。
工業製品ではなくて、普段触れるものがいいですね。
Q.はんだ付け協会への今後の期待、要望を教えてください。
A.はんだ付け検定が工業会のスタンダードになってほしいですね。
ものつくり・・自分でそういうものが作れるんだという楽しみを感じてもらえるように、もっとはんだ付けを普及してほしいなと思います。
日本という国は、ものつくりで発展してきた国ですから、もういっぺん、ものつくりに戻ってもらうというのもひとつの道かな?と思いますね。
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お客様の声
こんにちは。幕張でお世話になりました、オオエです。
合格の通知をいただきました。
今回は、本物の野瀬さんにお会いできたのも感激でしたが、自分のハンダつけを見てもらうことができ、これでいいのか?と、疑問・不安だったものが解決できたし、またアドバイスもいただけて、参加して本当によかった!!と思っています。
会社に戻ってからも、他の人がしているハンダに「それではダメです!!」と言うと、検定を受けた私の言葉をちゃんと聞いてくれるようになり、説得力も変わりました。笑
当社はローバーMINI専門店なのですが、当社で開発したMINI用の装置?の販売にあたりMINI専門店ばかりを集めた講習会を行ったのですが、その際コンピューターの基板の改造があり、大事なところ!なので、私が、「ハンダつけとは!」「気をつける点(コテの形や温度)」や「よくされているであろうイモハンダ」などを見せて、実際に実演をしてきちゃいました。笑
みなさんハンダつけをしたことがあるようでしたが、口をそろえてイモハンダだったと言っていました。
持参したコテ台や道具も写真におさめていかれたので、道具はきちんと揃えて始めてもらえそうです。
また検定を受けてきたことも伝えたので、その中から検定を受ける方が出れば嬉しいです。
私もまだまだいつも同じようにはつけられないので、もっと練習をしていきます!本当にありがとうございました。
野瀬さんも美人の奥様も全国を飛び回られていらっしゃるので、お体には十分お気をつけ下さい。
1/24に講習、1/25に検定を受けた株式会社○・○・○のアライです。
今回ははんだ付けを長くしているのに、初めて知る事が沢山あり大変勉強になりました!
私1人でも丁寧な講習に感謝しています。
それに理事長の仕事についての歴史や考え方、工場を見学させてもらった事。家の仕事ではんだ付けだけしかしていない私にとって大変勉強になりました。本当にありがとうございます!
今回は私にとって、感謝を言葉で表せないほど勉強になる事が多かったです!本当にありがとうございます!
これからも是非よろしくお願いします。