はんだ付けの歴史
ロウ付けには遅れるが、はんだ付けの歴史は古く、紀元前3,000年頃には、はんだ付けが存在したと考えられている。
ツタンカーメン王の墓からもはんだ付けを使った装飾品が出土している。
ギリシャーローマ時代になると、水道配管を錫-鉛はんだではんだ付けした記録が残されている。
中国では、少なくとも紀元前300年頃には、はんだ付けした壷が存在していた。
日本では、平安時代の「和名類聚抄」に記述がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
はんだの語源
いろいろな説がありますが、確証はありません。
ハンダの組成に必要なスズの有名産地である、マレーシアの盤陀(バンダ)島が語源であるという説。
日本の福島県北部(福島県桑折)にあった半田銀山から引用したという説。
ハンド(手)から、きているという説。
錫と鉛の混合比がほぼ半分半分なので、「半々だ」、となまって半田になった・・説。
中国では、はんだ付け(ロウ付け)のことを??(はんじぇ)と呼びますが、これがなまった・・という説。
ちなみに、半田付けは各国で下のように呼ばれています。
Soldering(英語・米語) Soudage tendre(フランス語)
Weichloten(ドイツ語) Solderen(オランダ語)
Saldatura dolce(イタリア語) Soldeo brando(スペイン語)