はんだ付け協会について
電機・電子機器製造業は、 戦後日本の経済を発展させ、国民の生活向上に 大きく貢献した、日本を代表する産業です。
はんだ付けは、その電機・電子機器製造業においてかかせない技術であり、 はんだ付けの高い技術があったからこそ電機・電子機器製造業が かくも発展してきたと言っても過言ではありません。
また一方、はんだ付けの歴史はとても古く、発祥は紀元前にまで遡ります。
はんだ付けは長い歴史を持ちつつ最先端の分野では代替不可の技術であり、 今もなお進化を続けているという、非常に奥深いものでもあります。
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このように、はんだ付けは重要かつ深旨なものでありながら、はんだ付けの教育に真剣に取り組む企業や学校は非常に稀です。
このため、世の中の大部分の方が「適当に溶かして固めたらいいだろう」 といった認識しかなく、はんだ付けについて正しい知識を持つ方が とても少ないのが現状です。
これは適切な初心者向けの教材・書籍がないことや 学校の先生方でさえはんだ付けの正しい技術を学ぶ機会が ほとんどないことが原因です。
ここ数年、電機・電子機器製造業界でのはんだ付け技術の進歩は 目覚しいものがあります。
部品の小型化が進み、肉眼では見えないような微細なはんだ付けや 環境問題に対応した鉛フリーハンダが主流になるなど、 はんだ付け業界の常識はどんどん変化しています。
しかし、世間一般の方のはんだ付けに対する古い認識は常態化しており、 優れたハンダゴテやハンダ付け技術普及の足かせとなっています。
まさしくガラパゴス状態と言っていいでしょう。
こうした環境の中、古いはんだ付けの常識や誤った解釈による はんだ付け技術が、ものつくりの製造現場に押しつけられ はんだ付け現場の実態と合わずに、混乱をきたす例が多くなってきています。
こうした現状を打破するためには、はんだ付けの正しい知識を 広く世の中に知っていただく必要があります。
私の経営する㈱ノセ精機では、5年前から、はんだ付けの正しい知識を 啓蒙するため、HPで無料のはんだ付け講座を公開するなどの 活動を行ってきましたが、地方の一小企業ができることには限界があります。
そこで、このたび第3者的なはんだ付けの公的機関を目指して 「特定非営利活動法人 日本はんだ付け協会」を立ち上げました。
発言力の弱い中小・零細企業やはんだ付けの現場の方々の パートナーとなれるよう微力を尽くします。
現在、ともすれば暗くネガティブなイメージが纏わりつく はんだ付けですが、10年後、20年後に、誇るべき技術として はんだ付けが広く明るく認知されることを願っています。
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日本はんだ付け協会のミッションとは?
NPO法人 日本はんだ付け協会は、はんだ付けに対する誤解や錯覚を解消し、はんだ付けが誇るべき技術として広く世の中に認知されることを目的として設立されています。
NPO法人日本はんだ付け協会設立趣旨はこちら»
NPO法人日本はんだ付け協会概要
NPO法人名 | 特定非営利活動法人日本はんだ付け協会 |
法人住所 | 〒527-0174 滋賀県東近江市大萩町271番地 |
法人連絡先 | TEL:0749-20-2306 FAX:0749-46-1133 |
協会設立 | 2009年12月17日 |
適格請求書発行 事業者登録番号 | T6-1600-0500-7374 |
バスでお越しの場合
ちょこっとバス「愛東線」というバスがあります。
黄(南回り)④番
【1】八日市で乗って(8:43)
【15】大萩で降りて(8:58)いただくと協会から500mほどの所に到着します。
(注:帰りは適当なバスがありません)
お車でお越しの場合
名神八日市.IC を降りて直進。
↓
愛東大橋を渡る。
↓
上岸本東の次の名前の無い信号を左折。
↓
看板が見えたら右折。
↓
突き当りの左側に協会がございます。
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