はんだ付け検査員講習
日本はんだ付け協会では、はんだ付けの良し悪しを判断することのできる方を養成するための講習を開催しています。
※はんだ付け作業を実際に行なうことが無いけれども、検査業務に携わる方のために有効です。
はんだ付けの検査に必要な基礎知識と判断する目を養っていただけます。
※スキル的には、【はんだ付け検定1~3級認定者>検査員認定者】となります。
はんだ付け検定1~3級認定者は、はんだ付け作業スキルと共に、はんだの良し悪しを見分ける目を
持ちます。
★現在 検査員講習・検定は不定期に開催をしております。
開催予定が無い場合、 ご希望の開催年月、対象人数を、
お問合せページ https://handa-npo.com/contactに明記の上ご連絡ください。
5名以上のご希望者が同時期におられる場合、開催を検討いたします。
- 受講受験料
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1.はんだ付け検査員 講習と認定試験(更新含む) ¥24,200(税込 ¥26,620)
鉛フリーはんだを使用した、一般的なコネクタ・ケーブルと基板実装の外観検査に関する基礎知識講習と、はんだ付けの良否判定を行うための講習と認定試験です。2.はんだ付け検査員 講習と認定試験 ¥16,500(税込 ¥18,150)
(1年以内にはんだ付け検定1,2級合格者のみ 筆記試験、Eラーニング免除)
鉛フリーはんだを使用した、一般的なコネクタ・ケーブルと基板実装向け、はんだ付けの良否判定を行うための講習と認定試験です。※受講料には、eラーニングはんだ付け基礎講習の他、レジュメ代、実技判定試験用の教材や実体顕微鏡の使用料も含まれます。
※検査員の講習のみのお申込受付は現在行っておりません。 - 助成金申請について
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1.助成金制度について
雇用調整助成金を申請される場合は、「カリキュラム」『修了証明書』を発行致します。
※助成金制度についての詳細・申請手続きの流れ等、ご不明な点につきましては、
厚生労働省のホームページをご覧ください。 - はんだ付け検査員講習のカリキュラム
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1:eラーニングによるはんだ付けの基礎知識講習(約90分
スマホやタブレット、パソコンを使って先に基礎知識を学んでいただきます。
※実技講習の前に、必ず受講していただきます。
先に基礎知識を身に付けておかないと、実技を学んでも理解できないからです。基礎知識講習の内容
- 1はんだ付けの基礎知識講座 はじめに
- 2はんだ付け接合について
- 3コテ先の選び方
- 4フラックスについて
- 5はんだの仕上がり状態
- 6コテ先の掃除について その他補足事項
- 7鉛フリーはんだの基礎知識 前編
- 8鉛フリーはんだの基礎知識(作業改善について)後編
2:はんだ付け不良の例と発生原因の解説 講習
「なぜ不良と判定したのか?」
「不具合が発生した原因は何か?」
「どういう点に注意して検査を行なうべきか?」
について解説させていただきます。3:はんだ付け検査の実技演習と目あわせ
実際に「はんだ付け検定」を受検された方の実技教材(公式教材)を判定していただきます。 実体顕微鏡をもちいて3種類の教材(ラグ板、Dsubコネクタのケーブル、実装済み基板)を実際に検査して判定していただきます。 検査を行なう中で、見逃しやすいポイントや、過剰品質にならないよう 目あわせ(答え合わせ)を実施します。
- はんだ付け検査員講習と検定試験を受けるために準備するもの
筆記試験は筆記用具が必要です。特に準備していただくものはありません。
実体顕微鏡も協会で準備しておりますが、持ち込みもOKです。- 受講・受験の申し込みと流れ
検定員講習・検定試験のお申し込みから受講受験、そして認定可否の結果通知までの流れを紹介致します。
- 更新期間について
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日常的にはんだ付け作業や検査に携わっておられる方なら、さほど判断基準がブレることはありません。
ただし、技術や、材料、道具は日々進化しています。はんだ付け検査技能のスキル管理、維持のために、当協会では認定試験の資格期限を3年間としております。
認定試験合格者には、2年経過しましたら御案内を差し上げます。3年の資格期限が切れる前に更新試験を受検して認定資格を更新してください。