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はんだ付けに光を! 通信教育「動画でのはんだ付け実技講習」その5(202

こんにちは、はんだ付け職人です。

自社内や在宅でもできる研修として「動画でのはんだ付け実技講習」を
順にUPする5日目です。

今日は、QFPや1005,1608など非常に細かいタイプの表面実装を自社や自宅で
学ぶための動画です。
(スマホやタブレット、パソコンがあれば、お一人様で学べます)

「動画でのはんだ付け実技講習」は、現在 約\1,000円/1章(1部品) でご利用いただけます。

9:QFPの実装

 

QFPのように細かいリードがびっしり並んでいる電子部品の実装は
難しいと思い込んでいる方が多いですが、理屈がわかってしまうと簡単です。

慣れれば3分程度で実装出来ます。
一度、身に付けてしまえば永久に使える技術です。

意外に思われる方も多いかと思いますが、こうした微細な部品の実装には
細いコテ先は使用できません。
(なぜなら、はんだ付けに必要な熱量を供給できないからですね)

表面実装部品ですので基板面から熱を伝えるという大原則は同じです。
基板面から熱を伝えるにはどうすればよいのか?
溶融したはんだの温度を約250℃にコントロールするにはどうすればよいのか?
という点がポイントになります。

方法は幾つもあるのですが、代表的なD型のコテ先、C型のコテ先を使った
実装方法を解説します。

10:表面実装 1005,1608チップ、デジタルトランジスタの実装(GNDパターン有)

 

積層基板など大きな熱量が必要な基板が多くなってきています。
逆に部品は超小型化が進んでおり、今では1005,1608チップでも
大きな部品の部類に入ります。

はんだ付け検定の教材として採用している基板は、
大きなGNDパターンを故意に設けており、 実際の基板実装で
突き当たる熱量不足の問題を再現しています。

この基板で1005,1608チップが実装できれば、
0603,0402チップも普通に実装できる技量が身に付きます。

こうした極小部品では小さな電極に大きな熱量を与えるにはどうすれば良いか
を考えることが鍵になります。

表面実装部品の大原則、基板面から熱を伝えること。
はんだの供給の方法
電極へのコテ先の当て方
はんだ量調整の方法 を解説します。

新入社員研修のカリキュラムでお困りの教育係の方、社員教育でお困りの方は、
ぜひ一度、ご自身でお試しください。

動画の内容は、日本はんだ付け協会が認定する「はんだ付け検定」の事前講習で
視聴いただいている動画と同等です。

講習会のように実際に作業の内容を視てアドバイスすることはできませんが、
自社で受験できる法人内検定を受験していただくと、
はんだ付けの出来栄えから、受験者独自の問題点と改善方法を写真入りで
解説することが可能です。
(はんだ付けの通信教育と言えます)

はんだ付け検定の内容はこちら

自社内ではんだ付け検定が受験できる法人内検定はこちら。

・「動画でのはんだ付け実技講習」と「はんだ付け検定」で使用する実技教材は
共通の公式教材です。 実技教材はこちらから

これらの教材を組み合わせることで、自社内ではんだ付け技術の教育システムを
構築することがが可能です。

お役に立てば幸いです。
では、明るいはんだ付けを!

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