はんだ付けに光を! 通信教育「動画でのはんだ付け実技講習」その4(202
こんにちは、はんだ付け職人です。
自社内や在宅でもできる研修として「動画でのはんだ付け実技講習」を
順にUPする4日目です。
今日は、スルーホール基板へリードを挿入するタイプの部品実装を自社や自宅で
学ぶための動画です。
(スマホやタブレット、パソコンがあれば、お一人様で学べます)
「動画でのはんだ付け実技講習」は、現在 約\1,000円/1章(1部品) でご利用いただけます。
7:DIP IC(ディップIC)スルーホール基板へのはんだ付け
スルーホールへのリード線はんだ付けは、はんだをスルーホール内に
充填して部品面側までしっかり上げることが重要です。
熱が不足すると、はんだは部品面まで上がりません。
しかも、1回目ではんだが上がらない場合は、スルーホール内壁に
フラックスの残渣が固まって付着するため、修正するのが難しくなります。
フラックスを使えば上がるようになりますが、今度は逆に熱を掛け過ぎて
はんだを上げ過ぎないよう注意が必要です。
8:アキシャル・ラジアル(抵抗、ダイオード、電解コンデンサ)のスルーホールへのはんだ付け
はんだ付け検定の公式教材の基板は、故意に大きなGNDパターンを設けてあるため、
同じように見えていても、大きな熱量を与えないと正常にはんだ付け出来ない所があります。
(実際の基板と同じように意地悪な設計になっています)
実際にPCのマザーボードなどでも同じように、大きな熱量が必要な箇所は随所に見られます。
その攻略法について解説します。
コテ先の当て方、ハンダが上がらないときの修正方法など。
新入社員研修のカリキュラムでお困りの教育係の方、社員教育でお困りの方は、
一度、ご自身でお試しください。
動画の内容は、日本はんだ付け協会が認定する「はんだ付け検定」の事前講習で
視聴いただいている動画と同等です。
講習会のように実際に作業の内容を視てアドバイスすることはできませんが、
自社で受験できる法人内検定を受験していただくと、
はんだ付けの出来栄えから、受験者独自の問題点と改善方法を写真入りで
解説することが可能です。
(はんだ付けの通信教育と言えます)
・「動画でのはんだ付け実技講習」と「はんだ付け検定」で使用する実技教材は
共通の公式教材です。 実技教材はこちらから
これらの教材を組み合わせることで、自社内ではんだ付け技術の教育システムを
構築することがが可能です。
お役に立てば幸いです。
では、明るいはんだ付けを!