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ポリテク関西にてはんだ付け講習・検定を開催しました(2026年8月27日

2026年8月27日(木)・28日(金)の2日間、ポリテク関西にてはんだ付けの講習・検定を実施いたしました。
今回は19社から23名の方にご参加いただき、受講・受験に取り組んでいただきました。

多岐にわたる参加企業の業種

今回参加された19社は、業種・製品分野ともに非常にバラエティ豊かで、
はんだ付け技術がいかに幅広い産業を支えているかを改めて実感する機会となりました。
参加企業の事業内容を一部ご紹介します。

モルタルのポンプやミキサーなどの製造販売
高所作業車やクレーン車用の部品製造、設計
電力・熱供給など各種生産工業の施設、設備、機器、装置などの調査、基本設計
鉄道車両用制御、電気、機械機器、送電、変電などの設計製造、販売
農業・建設機械、エンジンの研究開発
電子計測、検査機器の設計、製作
光学、電気、機械、ソフト規格、製造
マウンテンバイク、ロードバイクのギアや変速機、ブレーキなどの部品製造
遠隔監視システム、各種センサー、シーケンサーなどの設計、開発、製造
可変抵抗器などの電子部品の製造
半導体の製造販売、電子応用機器の開発
電気インフラ設備機器の製造
基板実装、基板製造
X線、分光分析装置の開発、製造
ワイヤレス技術ハード、ソフトの研究開発
産業用パネルPC、情報端末機、物流システム機器の開発、販売
水環境計測機、各種試験機、設備診断機器、海洋河川計測器の開発から販売まで
農業機械用部品の製造、販売

建設機械やインフラ設備といった重厚長大な分野から、半導体や電子計測機器といった精密分野まで、
業種を問わず「はんだ付け」という共通の技術ニーズがあることがよくわかります。

受講者の皆さんに聞いた参加動機

講習・検定にお越しいただいた皆さんに参加のきっかけをヒアリングしたところ、
実に様々な背景や目的をお持ちであることがわかりました。

業務ではんだ付けを日常的に行っている方からは、ケーブルとプラグ(コネクタ)のはんだ付けや
配線・スイッチ関連の作業、基板実装、DIPはんだ付け後の修正作業、IC交換、ヒーターへのはんだ付け、
ケーブル製作、基板端子の取り付けなど、担当業務は多岐にわたりました。
中には顕微鏡を使いながら精密にはんだ付けを行っている方もいらっしゃいました。

スキルアップを目的とした方も多く見られました。前回3級に合格し今回1級へのステップアップを目指す方、
前回2級合格を経て1級を目指す方など、着実にステップを踏んで技術を磨いている姿が印象的でした。
また、共晶はんだが中心の業務の中で、今後は鉛フリーはんだにも対応できるようになりたいという声もありました。

会社からの推奨・勧めがきっかけという方も少なくありませんでした。
会社の先輩に「受けてきたら?」と声をかけられた方、講習・検定の受講が会社として推奨されている方など、
組織的に技術の底上げに取り組んでいる企業の姿勢がうかがえました。

これから後進の指導にあたる立場の方からの参加もありました。
お二人で今後はんだ付けの指導を担当することになり、必要な知識を学びに来られたというケースもあり、
教える立場としての基礎固めの重要性を感じました。

基板のはんだ付けが初めて、あるいは経験が浅い方も複数いらっしゃいました。
事務員でありながら応援で基板のはんだ付けを担当することになった方、
たまにはんだ付けをするものの良し悪しの判断基準がわからず学びに来た方、
分電盤の製作で検査を主業務とする中ではんだ付けの正しい知識を身につけたいという方など、
現場での「正しいはんだ付け方法を学びたい」というニーズの強さが伝わってきました。

そのほか、以前、EL液晶パネルに携わっていた経験をお持ちの方や、
会社・顧客からの信頼性向上のために受講・受験された方、
はんだ付け業務の即戦力化を目指して参加された方など、
それぞれの立場でこの講習・検定を活用しようとする姿勢が見受けられました。

印象的だったのは、受講者の中に「これまで抱えていた不具合の原因が、
今回の講習を受けて解決した」と話してくださった方がいたことです。
日々の現場で感じていた疑問や課題が、体系的な学びによって解消される
――これこそがこの講習・検定の大きな意義だと感じます。

参加者アンケートより

講習・検定終了後にお寄せいただいたアンケートからも、受講者の皆さんの生の声をご紹介します。

今まで少し間違ったことがあったので、気付きが得られた。
アドバイスが分かりやすかった。
社内ではんだ付けのみを専門的に教わる機会がなかったので、知らないことを学ぶことができた。
コツなどを分かりやすく教えていただいたので、とても良かった。
作業の技術向上に役立つ内容だった(各種のはんだ、対応手順など)。
はんだごての温度調節方法がわかった。

普段の業務の中で自己流になりがちな部分に気づけたという声や、
社内では専門的に学ぶ機会がなかったという声が多く寄せられており、
体系立てて基礎から学べる場としての本講習・検定の役割を改めて実感しました。
こて先の温度調節やはんだの使い分けといった、地味ながらも仕上がりの品質を大きく左右するポイントについても、
実践的なアドバイスが好評でした。

おわりに

今回の講習・検定を通じて、はんだ付けという技術が業種を問わず幅広い現場で必要とされていること、
そして受講者一人ひとりが明確な目的意識を持って参加されていることを改めて実感しました。
3級から1級へのステップアップを目指す方、後進の指導にあたる方、
初めて基板はんだ付けに触れる方など、レベルも目的も様々な23名の皆さんが、
それぞれの現場に持ち帰れる学びを得ていただけたなら幸いです。

今後も、ものづくりの現場を支える技術者の皆さんの技術向上に貢献できるよう、
講習・検定を継続してまいります。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

講習・検定に関するお問い合わせはこちらからお願いいたします。

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