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はんだ付けに光を!(2018.6.8)2018 JPCA Show レポ

こんにちは、はんだ付け職人です。

JPCA SHOW 2018に行って来ました。

初めてのJPCA SHOWです。

入り口入ってすぐにHAKKOさんのブースがありました。
ネプコンと一緒かな?と思ってのぞくと、
「ん?見た事ないハンダゴテ?」

FX961

FX961



 

今年の8月ごろに販売開始予定の FX-961というハンダゴテでした。
(FX-951の後継モデルですね)

このハンダゴテ、ものすごく進化しています。
温度表示がグラフ表示されるのは、最近でこそ珍しくないですが、
母材に与えたトータル熱量を自動計算して、

設定しておいた熱量に到達するとハンダゴテが振動(バイブレーション)して
作業者に知らせます。

この機能があると、加熱しすぎは防げますね。

また、コテ先交換が面倒だった951でしたが、新型は
コテ先交換がワンタッチで行なえるように改良されています。

パワーは、70W→100Wに、コテ先太さ形状そのままにUPされており
使用できる範囲が広がりそうです。

さらに、一緒に地味に並んでいるコテ先温度計は、
そのままかと思いきや、FG-100 →FG-100B と名を変え
コテ先温度を測定すると、ハンダゴテと通信して、
コテ先温度を補正してしまうという凄いやつ。

FG100B

FG100B



「もう、あまり進化すること無いかな?」と考えていたハンダゴテですが
IoTの時代に向けた進化をしていくようです。

 

次に立ち寄ったのは、ジャパンUNIXさん
「はんだ付けチャレンジ0402チップ」と札が出ていましたので
挑戦しました。

UNIX0402

UNIX0402



でも、モニタを観ながらの作業では、うまく位置決めが出来ず断念しました。

村田製作所さんが、「1005チップ以上の大きさの部品は今後作らない」と
宣言されているようですので、今後、手実装の分野でも0603、0402、0201サイズの
需要が出てきそうです。

当協会でも0603、0402、0201チップの練習用基板を作成し、
実装方法の確立に向け準備始めたところです。
(細いコテ先では、はんだは融けないんですよね)

 

次に太洋電機産業(goot)さんのブースに立ち寄りました。

gootさんは、日本では唯一コテ先を自社で切削から製造しているメーカーさんです。
特注コテ先の一部が展示されていましたので、写真撮りました。
(5本から、特注コテ先を製造していただけるそうです)

特注コテ先

特注コテ先



また、「HAKKOさんの新型ハンダゴテでてましたね」という話を
振りますと、gootさん曰く、

「実は、うちにも同様の機能を持つハンダゴテがあります!」

「え? これスゴイことだと思うんですけど、皆知らないのでは?」

「はい・・アピール不足で・・」

とのこと。

gootパト

gootパトライト



こちらは、パトライトで作業者にお知らせするシステムでした。
gootさん、もっとアピールした方が良いですよ。

続いてこちらは、IPCのはんだ付けコンテストの様子。
(これが観たかったのもJPCAに来た理由のひとつです)

これが、コンテスト出場者の作業の様子です。

2018コンテスト1

2018コンテスト1



2018コンテスト2

2018コンテスト2



2018コンテスト3

2018コンテスト3



ジャパンUNIXさん、最新の道具で作業環境を整えられています。

これが判定基準。
要は、航空宇宙や防衛モノと同じレベルの品質基準です。

課題の教材の写真は禁止されていたので撮れませんでしたが

1005チップを15点くらい使っており、意地悪なGNDなどのトラップは仕掛けてないようでした。
(実体顕微鏡見ながらやってる人は居ませんね)

 

2018コンテスト4

2018コンテスト4



最後に、こちらに各大学の大学院の研究内容の展示がありました。
この中に「おっ!」と目を引くものがありました。

それがこちら。

大学院発表

大学院発表 人まばら



OKI エンジニアリングさんの最新の不良解析技術の展示でした。
誰もいないこともあり、明日、講演されるという中村さんに
PCのデーターを見せていただき、マンツーマンで教えていただきました。

不良解析1

不良解析1



不良解析2

不良解析2



結論を言うと、今まで電子部品搭載基板の故障は、電子部品のどれかが
壊れて発生すると思われていましたが、基板の製造工程での異常が
原因で発生する不良も多々あるということ。
(今までの技術では、原因不明のまま解明されなかった)

非常に勉強になった1日でした。

皆さんにもお役に立てば幸いです。

では、明るいはんだ付けを!

 

※2018年7月26,27日 高度ポリテクセンター(千葉県幕張)
残席1です。
https://goo.gl/32PFaE

※2018年8月23日、24日
東京都立城南職業能力開発センター(品川区東品川3丁目)
満席です。

※2018年9月20日、21日 ポリテク関西(大阪)
残り4席です。
https://goo.gl/kawDoa

※2018年10月25日、26日
東京都立城南職業能力開発センター(品川区東品川3丁目)
開催予定です。

※2019年2月21日、22日 ポリテク関西(大阪)
受付開始しました。
https://goo.gl/iiBhmf

はんだ付けアートはんだ付け検定 認定者在籍マークは、はんだ付け検定合格者が在籍しており、はんだ付け作業に従事していることを当協会が認定したことを示すマークです。


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